2016年12月08日
「北の大地への挑戦 N O」 さらば北の大地よ 編
昨夜は27年振りに再訪した富良野にて
北海道ツーリング最後のキャンプを終えたオヤジ
夜半には天気予報通りの雨が降り
幕を叩く雨音を聴きながらウトウト眠り
北の大地を駆け巡るのも最終日となった今日

2016年 「北の大地への挑戦 N O」 もいよいよ大詰めです
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北海道ツーリング最後のキャンプを終えたオヤジ
夜半には天気予報通りの雨が降り
幕を叩く雨音を聴きながらウトウト眠り

北の大地を駆け巡るのも最終日となった今日
2016年 「北の大地への挑戦 N O」 もいよいよ大詰めです

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10月6日(木) AM5:50 起床
昨夜遅くに降り出した雨は今の時点では小康状態
幕から外へ出てみると、空はドンヨリとした雲に覆われてます

フリーサイトの離れた場所に点在するテント
この距離間は「そっとしといてくれ」の合図かと判断し誰とも絡めず
やはり季節外れな今の時期に北海道でキャンツーされる方々は
独りボッチの時間をこよなく愛する人ばかりなんでしょうね・・・
雨の降って居ない今の内に撤収を済ませてしまえとテントを軽く拭いて

AM7:40 撤収完了
駐車場には夏場、バイクのスタンドが沈んで倒れない様
コンクリート板が敷かれている細かい心遣いが嬉しい処です
そして、目を逸らしたい現実だけど
ついつい観てしまうリヤタイヤの減り具合

これから濡れた路面の走行だし、より一層慎重に走らんとあかんな・・・
今日のルートを軽く再確認したら日の出公園オートキャンプ場を出発
で、公園のすぐ近くに在るセイコマで朝食タイム

屈斜路湖で食べた手作りおにぎり
が美味しく
缶コーヒーとは変な組み合わせですが、鈍感なオヤジには問題無し
店内で頂いたら早速本日の行動開始~
先ずは昨日寄り損ねた地点へ

雨は降ってないけどドンヨリ曇った空では、さして感動も無い眺め
早々に切り上げ次の場所へと移動します
適当に道道を走り出すと花畑に遭遇

横には短いリフトも在って、どうやら小さなスキー場を利用した花畑らしい
スキー場と云えば例の場所にも行っておかねば

低い雲が掛かった山を目指して富良野の街へ走り
案内標識を頼りに向かった先は、未だ秋で営業前の

富良野スキー場
27年前、北海道の情報なんて何一つとして知らず
スキーの国際大会でよく耳にした富良野と云えば此処だろうと
この辺りに在ったペンションに泊まった思い出の場所
でも眺めが記憶とかなり違うし・・・
アレ?
27年前といったら二昔以上も経っているしこんなもんか?
と思いつつ、納得出来ないので北の峰ゾーンとは別の富良野ゾーンへ

駐車場から見えるコースは記憶に残っていたのと同じ形
此処で第1期ライダー時代に訪れた思い出と漸く繋がり
道央地区でのミッションは全て完了
当時はこの他に麓郷地区に在る「北の国から」のロケ地も往きましたが
ドラマを全く観ていないオヤジには、その時も有難味は何も無く
この先、時間も押しているので富良野から離脱開始
この時、給油するGSスタンドを選好みしてしまい迷走しつつ
次の目的地へ向かおうとしたら、その方角には怪しい雲
しかし、先へと向かうには避けて通れぬ道だからと
給油を済ませたついでに雨具を装着
意を決してD135へと飛び込みます

走り出して直ぐに予想通りの降雨
何せタイヤがアレなので快走路でも慎重に走り
夕張へ繋がるR452へ入って峠越え
此処まで全く人家の無い道を延々と走りシューパロ湖まで到達

気温も低く冷たい雨の降る中
北海道の〆に欠かせない処へと急ぎます

徐々に雨も止み、往く手には少しながら青空も覗き始め
でも路面は濡れているので気は抜かずに夕張方面へ

今年も訪問する事が出来ました快速旅団
店内を汚すといけないと、雨も上がった事だしカッパを脱いで入店
団長さんとお話ししながらお土産の品等を購入
この時、興奮していて新しい兵隊犬のにこ
と顔合わせするのを忘れてしまい
帰って来てから しまった~と後悔するオヤジ
そんな事に成ろうとはこの時には思いもよらず
恒例の訪問ライダー記念撮影の運びに

帰り道が今回は千歳方面なので団長さんはこの位置でカメラを構え
押しボタン信号が青に変わったらパシャリ

団長さん、北海道ツーリングの記念写真をありがとうございます
夕張からR274を走り千歳へ

雨雲ゾーンからやっと脱出したのか?
路面はドライで青空も出ましたね~
この辺りで丁度時刻はお昼時を迎え
以前から狙っていたあの店へと走ります

東千歳バーベキュー
鶏肉大好きなオヤジですので一度は食べておかねば!と初訪問
鶏肉半身と野菜、ご飯を注文したら

う~ん、凄いボリューム
塩と胡椒を豪快に振り掛けられたら焼くのはセルフでお好み

皮をパリッと焼き上げたらアツアツの処をガブリ!
まいう~
でも野菜炒めの量が一人では多すぎて、最後はギブしてご馳走様でした
満腹のお腹をさすりながらお店の駐車場で重要な判断タイム
元々の予定より出発日を一日早めた分
計画していたルートはほぼ走り終えており
帰りの船便をどうするか?

富良野よりも明らかに溝が減っているし・・・
多分残り一日、旅を続けるにしてもタイヤが持たないだろうし
あくまで天候等が荒れた場合の保険にするつもりだったのと
土曜日には家に帰っておいた方が良い「大事な用事」も有る
と云う事で船便を今日に変更する事に最終決定
フェリー会社へ予約変更の電話を掛けます
閑散期と有ってすんなりと変更は終了
ただ台風の影響でダイヤは2時間半の遅れ
さ~て、これから夜までどのように過ごすか・・・
今回のルートで唯一取り溢していた室蘭までならタイヤは持つだろうと判断

PM1:15 R234を苫小牧へ向かって走り出します
帰り道の様子も探っておかねばと市内に入ったのが大きな間違いで
信号渋滞に巻き込まれてヘロヘロに疲れてしまい
流れの良いR36へ出るまで小1時間ほど掛かってしまいました

此処から室蘭までは海岸沿いの一本道
快調に駒を進めて行くと

巨大なカニ、鮭、ヒグマの人形の在る店を通過
のんびりと停まっている間も惜しいので素通りです
そしてPM3:20 最終目的地である室蘭地球岬へと到着!

強風吹き荒れる中、岬を一望できる展望台へと向かい

円弧を描く水平線の絶景を眺めたら
2016 北の大地への挑戦 N O 全てのオペレーションは完了
残された作戦は今夜発のフェリーに乗船するのみ
それまで未だ7時間近い時間が残されています
展望台から背後を望むと

山沿いには風力発電の風車が並び建つ場所
この風
では、ちょっと不安も有るけれど
折角此処まで到達したのなら、取り溢しは最小限に抑えようと
助平心が覗いてしまい白鳥大橋へと走る事に
室蘭市内を通過し、橋の袂までやってくると想像通りの強風
しかし今更後戻りは無かろうと

根性決めて橋を渡り始めます
余りの横風の強さに前走の車も減速する始末の中
不安定なバイクからは「もう少し早く走ってくれよ~!」と思いながら
命辛々何とか橋を渡り終えました
四国の連絡橋なら2輪車通行止めとなるレベルの風で普通に走らせる
北海道、正に恐るべし
ともあれ、無事に対岸へと渡り終えたら
苫小牧へ向かって戻り始めます

次第に陽が傾き始める時刻
出来れば、来た道を引き返すのは避けたかったのですが
最終日に無理は禁物
と苫小牧へと向かって走ります
しかし、このままだと時間が早すぎるだろうと
往路で目に留まった登別温泉
を最後の目的地に設定
以前から家庭用入浴剤大手のツムラ製薬が販売している
日本の名湯シリーズでお気に入りだった登別カルルス
この機を逃したら味わえないかも?
と残り時間を温泉タイムに充てる事に
R36からD350へ逸れて登別温泉郷へ
温泉街に入ってすぐに日帰り入浴可の看板に吊られて入りますが
若い仲居さんがホール前に立ち並ぶ旅館
貧乏オヤジが恐る恐る入浴料金を伺うと
1500円で御座います~
幾らなんでもお風呂にそんなお金は出せません~
と、恥ずかしながらお断りして去るオヤジ
ここで一旦、バスターミナルに停まって「日帰り温泉 登別」で検索すると
このすぐ隣に安い銭湯
が見つかって

さぎり湯
庶民には此処で充分だと入浴

いやはや、温泉なんて何処も同じかと思っていた50過ぎのオッサンでしたが
此方で入ったお湯はツムラの名湯シリーズ以上に良いお湯でしたね~
何時もは烏の行水なオヤジですが、結構長湯を愉しんで
日没時間の頃に登別温泉を出発
既に真っ暗と為った国道を苫小牧市街まで戻ります

PM6:15 やっとこさ昼飯の鶏肉も漸く消化し終えましたね
フェリー乗船時間までは、まだまだ時間はタップリ有ると
先ずはお土産の追加補充の為、苫小牧フェリーターミナルへ

昨年にお世話に為った此方は、売店も充実しておりましたので
時間潰しがてら、今年も寄らせて頂きました
買いそびれたお土産を購入してから埠頭を覗くと

去年乗船した「いしかり」が偶然にも停船しておりましたね
暫く、去年の旅を思い出しながらセンチになる好い歳こいたオヤジ
もう間もなく「北の大地」から離れる前に最後の晩餐

苫小牧の回転寿司屋 「旬楽」 にてディナータイム
店内はトリトンと同じような雰囲気で好みの握りを注文

此れを食べ終えたらいよいよ離道
北海道の晩秋の味覚をしかと味わいながらも
お勘定はやはり安定の3千円未満
貧乏舌で小食のオヤジは、ほんまエコですわ~
最後の食事を終えたら給油と摘みの買い出しをして
数日前に走った日高自動車道の無料区間を利用して苫小牧東港へ

乗船時刻まで4時間半は有りますが、夜間の行動はリスクが増すだけだと
これにて北海道で全ての行程は終了と致します
後はターミナル内の待合席でダラダラと待ち時間

未だに遅れているダイヤは解消出来ていない状態
それでも欠航よりはナンボもマシだと

栄養補給しながら
TVを観て時間潰し
PM10:50 やっと船が到着

しかし、これから車両の積み下ろし&船室の清掃が控えており
あと2時間は待たされそう

清掃係のおば様達も時間外労働で大変でしょうが
頑張って作業の方、お願い致します~

日付が変わって漸く乗船案内のアナウンスが流れ
強い風が吹き続けている駐車場へと移動開始

最終的に乗船バイクは6台
眠気を堪えつつ初乗船のすいせんの車両甲板へIN
この階段を昇ればベッドが待っている~

指定された寝台に荷物を置いて
サクッと着替えを済ませてから儀式の始まり

往路と違い新しい船の設備は良いですなぁ
最初の一杯目
は生ビールを奢りますが
その後は飲み代も馬鹿にならんので

セイコマ惣菜と缶クラの晩酌タイム
今回の旅をほぼ無事に終えた安心感からか
ついつい酒も進んで深夜遅くまで呑んでから

2等寝台で、さらば北の大地よ~
zzz
10月7日(金) AM6:40
窓の外が明るく為ったのに気が付き起床
睡眠時間は3時間程度でしたが
眠ければ、何時でも寝ろよ、ホトトギス なので
船尾のデッキへ出て状況確認

どうやら船は未だ青森県から秋田県の境を航行中

冷たい風に当り、眠気も取れて意識はキリリ!
ついさっきまで呑んでいたのに、目覚めと共に腹が減るオヤジ

最後の思い出、しっとり豆パンと缶コーヒーの朝食を済ませ
後はグダグダ過ごしていたら時間はお昼前

焼きそば弁当を食べながら今回の反省&次回の宿題確認をして
その後は酔い覚ましがてら船上で初体験の露天風呂
を愉しんでいたら

何時の間にやら夕暮れ時に
この後の本州上陸に備えて夕食はレストランで済ませておこうと

炭水化物祭りな船旅です
深夜の走行を控えているので、寝台で仮眠していたら
PM10:30 敦賀港到着のアナウンス
下船の支度を整え、車両甲板へ降り立ち

本州へと戻る準備は完了
ハッチが開き、タラップ接合されると「夢の時間」は終了です

様々な思いを胸に抱きながら、ゆっくりと埠頭に降りて

PM11:30 2016 北の大地への挑戦 N O は終了
では無くて、この先100km超のナイトラン
しかも山間部の走行が控えております

事前に船内で得ていた情報では三重県南部から下り坂の天候
とか?
帰路をどうしようかと悩みましたが、降られる時は何をしても無駄だろうと
往路にも走った関ケ原ルートで漢は勝負を掛けます
しかし、敢無く三重県いなべ市へ入った処で
メットのシールドに何やら光るモノがポツポツと・・・

もしかしたら
とコンビニの駐車場へ緊急停止
どうやら旅の締め括りも
雨に遣られてしまったか~
この時点で観念して、此処で雨具を装着
案の定、四日市へ差し掛かる頃には本降りの雨で
溝の無いタイヤでのナイトランは変な汗が滴り落ちます
快走広域農道で、お尻に全神経を集中しながら走って

10月8日(土) AM1:50 無事に帰宅完了
四日市を過ぎたら雨は上がってラッキーでした~
9泊10日の2016北海道ツーリング
今年はさして大きなトラブルも無く締め括ることが出来ました
唯一心配していた

本日20回目の結婚記念日~
最悪の場合を想定して、依頼した宅配も無事に済んでおりました
既に深夜の時間と在って、先にお休みになられておられますが
翌朝に顔を合わせた時には
何時までも愛しているよ~、ハニー
の言葉で、次なる旅へと繋げていかねばなりません~
fine
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昨夜遅くに降り出した雨は今の時点では小康状態

幕から外へ出てみると、空はドンヨリとした雲に覆われてます

フリーサイトの離れた場所に点在するテント
この距離間は「そっとしといてくれ」の合図かと判断し誰とも絡めず

やはり季節外れな今の時期に北海道でキャンツーされる方々は
独りボッチの時間をこよなく愛する人ばかりなんでしょうね・・・
雨の降って居ない今の内に撤収を済ませてしまえとテントを軽く拭いて
AM7:40 撤収完了
駐車場には夏場、バイクのスタンドが沈んで倒れない様
コンクリート板が敷かれている細かい心遣いが嬉しい処です

そして、目を逸らしたい現実だけど
ついつい観てしまうリヤタイヤの減り具合
これから濡れた路面の走行だし、より一層慎重に走らんとあかんな・・・

今日のルートを軽く再確認したら日の出公園オートキャンプ場を出発

で、公園のすぐ近くに在るセイコマで朝食タイム

屈斜路湖で食べた手作りおにぎり

缶コーヒーとは変な組み合わせですが、鈍感なオヤジには問題無し

店内で頂いたら早速本日の行動開始~

先ずは昨日寄り損ねた地点へ
雨は降ってないけどドンヨリ曇った空では、さして感動も無い眺め

早々に切り上げ次の場所へと移動します
適当に道道を走り出すと花畑に遭遇

横には短いリフトも在って、どうやら小さなスキー場を利用した花畑らしい
スキー場と云えば例の場所にも行っておかねば

低い雲が掛かった山を目指して富良野の街へ走り
案内標識を頼りに向かった先は、未だ秋で営業前の
富良野スキー場
27年前、北海道の情報なんて何一つとして知らず

スキーの国際大会でよく耳にした富良野と云えば此処だろうと
この辺りに在ったペンションに泊まった思い出の場所

でも眺めが記憶とかなり違うし・・・

27年前といったら二昔以上も経っているしこんなもんか?
と思いつつ、納得出来ないので北の峰ゾーンとは別の富良野ゾーンへ
駐車場から見えるコースは記憶に残っていたのと同じ形

此処で第1期ライダー時代に訪れた思い出と漸く繋がり
道央地区でのミッションは全て完了

当時はこの他に麓郷地区に在る「北の国から」のロケ地も往きましたが
ドラマを全く観ていないオヤジには、その時も有難味は何も無く

この先、時間も押しているので富良野から離脱開始

この時、給油するGSスタンドを選好みしてしまい迷走しつつ
次の目的地へ向かおうとしたら、その方角には怪しい雲

しかし、先へと向かうには避けて通れぬ道だからと
給油を済ませたついでに雨具を装着
意を決してD135へと飛び込みます

走り出して直ぐに予想通りの降雨

何せタイヤがアレなので快走路でも慎重に走り
夕張へ繋がるR452へ入って峠越え
此処まで全く人家の無い道を延々と走りシューパロ湖まで到達
気温も低く冷たい雨の降る中
北海道の〆に欠かせない処へと急ぎます
徐々に雨も止み、往く手には少しながら青空も覗き始め
でも路面は濡れているので気は抜かずに夕張方面へ
今年も訪問する事が出来ました快速旅団

店内を汚すといけないと、雨も上がった事だしカッパを脱いで入店
団長さんとお話ししながらお土産の品等を購入
この時、興奮していて新しい兵隊犬のにこ

帰って来てから しまった~と後悔するオヤジ

そんな事に成ろうとはこの時には思いもよらず
恒例の訪問ライダー記念撮影の運びに
帰り道が今回は千歳方面なので団長さんはこの位置でカメラを構え
押しボタン信号が青に変わったらパシャリ


団長さん、北海道ツーリングの記念写真をありがとうございます

夕張からR274を走り千歳へ
雨雲ゾーンからやっと脱出したのか?
路面はドライで青空も出ましたね~

この辺りで丁度時刻はお昼時を迎え
以前から狙っていたあの店へと走ります
東千歳バーベキュー
鶏肉大好きなオヤジですので一度は食べておかねば!と初訪問
鶏肉半身と野菜、ご飯を注文したら
う~ん、凄いボリューム

塩と胡椒を豪快に振り掛けられたら焼くのはセルフでお好み
皮をパリッと焼き上げたらアツアツの処をガブリ!
まいう~

でも野菜炒めの量が一人では多すぎて、最後はギブしてご馳走様でした

満腹のお腹をさすりながらお店の駐車場で重要な判断タイム
元々の予定より出発日を一日早めた分
計画していたルートはほぼ走り終えており
帰りの船便をどうするか?
富良野よりも明らかに溝が減っているし・・・

多分残り一日、旅を続けるにしてもタイヤが持たないだろうし
あくまで天候等が荒れた場合の保険にするつもりだったのと
土曜日には家に帰っておいた方が良い「大事な用事」も有る

と云う事で船便を今日に変更する事に最終決定

フェリー会社へ予約変更の電話を掛けます

閑散期と有ってすんなりと変更は終了

ただ台風の影響でダイヤは2時間半の遅れ
さ~て、これから夜までどのように過ごすか・・・
今回のルートで唯一取り溢していた室蘭までならタイヤは持つだろうと判断
PM1:15 R234を苫小牧へ向かって走り出します
帰り道の様子も探っておかねばと市内に入ったのが大きな間違いで
信号渋滞に巻き込まれてヘロヘロに疲れてしまい
流れの良いR36へ出るまで小1時間ほど掛かってしまいました

此処から室蘭までは海岸沿いの一本道
快調に駒を進めて行くと
巨大なカニ、鮭、ヒグマの人形の在る店を通過
のんびりと停まっている間も惜しいので素通りです

そしてPM3:20 最終目的地である室蘭地球岬へと到着!
強風吹き荒れる中、岬を一望できる展望台へと向かい
円弧を描く水平線の絶景を眺めたら
2016 北の大地への挑戦 N O 全てのオペレーションは完了

残された作戦は今夜発のフェリーに乗船するのみ
それまで未だ7時間近い時間が残されています
展望台から背後を望むと
山沿いには風力発電の風車が並び建つ場所
この風

折角此処まで到達したのなら、取り溢しは最小限に抑えようと
助平心が覗いてしまい白鳥大橋へと走る事に

室蘭市内を通過し、橋の袂までやってくると想像通りの強風

しかし今更後戻りは無かろうと
根性決めて橋を渡り始めます

余りの横風の強さに前走の車も減速する始末の中
不安定なバイクからは「もう少し早く走ってくれよ~!」と思いながら
命辛々何とか橋を渡り終えました

四国の連絡橋なら2輪車通行止めとなるレベルの風で普通に走らせる
北海道、正に恐るべし

ともあれ、無事に対岸へと渡り終えたら
苫小牧へ向かって戻り始めます
次第に陽が傾き始める時刻
出来れば、来た道を引き返すのは避けたかったのですが
最終日に無理は禁物

しかし、このままだと時間が早すぎるだろうと
往路で目に留まった登別温泉

以前から家庭用入浴剤大手のツムラ製薬が販売している
日本の名湯シリーズでお気に入りだった登別カルルス
この機を逃したら味わえないかも?
と残り時間を温泉タイムに充てる事に

R36からD350へ逸れて登別温泉郷へ
温泉街に入ってすぐに日帰り入浴可の看板に吊られて入りますが
若い仲居さんがホール前に立ち並ぶ旅館

貧乏オヤジが恐る恐る入浴料金を伺うと
1500円で御座います~

幾らなんでもお風呂にそんなお金は出せません~

と、恥ずかしながらお断りして去るオヤジ

ここで一旦、バスターミナルに停まって「日帰り温泉 登別」で検索すると
このすぐ隣に安い銭湯

さぎり湯
庶民には此処で充分だと入浴

いやはや、温泉なんて何処も同じかと思っていた50過ぎのオッサンでしたが
此方で入ったお湯はツムラの名湯シリーズ以上に良いお湯でしたね~

何時もは烏の行水なオヤジですが、結構長湯を愉しんで
日没時間の頃に登別温泉を出発
既に真っ暗と為った国道を苫小牧市街まで戻ります
PM6:15 やっとこさ昼飯の鶏肉も漸く消化し終えましたね
フェリー乗船時間までは、まだまだ時間はタップリ有ると
先ずはお土産の追加補充の為、苫小牧フェリーターミナルへ
昨年にお世話に為った此方は、売店も充実しておりましたので
時間潰しがてら、今年も寄らせて頂きました
買いそびれたお土産を購入してから埠頭を覗くと
去年乗船した「いしかり」が偶然にも停船しておりましたね

暫く、去年の旅を思い出しながらセンチになる好い歳こいたオヤジ

もう間もなく「北の大地」から離れる前に最後の晩餐

苫小牧の回転寿司屋 「旬楽」 にてディナータイム
店内はトリトンと同じような雰囲気で好みの握りを注文
此れを食べ終えたらいよいよ離道
北海道の晩秋の味覚をしかと味わいながらも
お勘定はやはり安定の3千円未満

貧乏舌で小食のオヤジは、ほんまエコですわ~

最後の食事を終えたら給油と摘みの買い出しをして
数日前に走った日高自動車道の無料区間を利用して苫小牧東港へ
乗船時刻まで4時間半は有りますが、夜間の行動はリスクが増すだけだと
これにて北海道で全ての行程は終了と致します

後はターミナル内の待合席でダラダラと待ち時間
未だに遅れているダイヤは解消出来ていない状態

それでも欠航よりはナンボもマシだと
栄養補給しながら

PM10:50 やっと船が到着

しかし、これから車両の積み下ろし&船室の清掃が控えており
あと2時間は待たされそう

清掃係のおば様達も時間外労働で大変でしょうが
頑張って作業の方、お願い致します~

日付が変わって漸く乗船案内のアナウンスが流れ
強い風が吹き続けている駐車場へと移動開始
最終的に乗船バイクは6台
眠気を堪えつつ初乗船のすいせんの車両甲板へIN
この階段を昇ればベッドが待っている~

指定された寝台に荷物を置いて
サクッと着替えを済ませてから儀式の始まり
往路と違い新しい船の設備は良いですなぁ

最初の一杯目

その後は飲み代も馬鹿にならんので
セイコマ惣菜と缶クラの晩酌タイム

今回の旅をほぼ無事に終えた安心感からか
ついつい酒も進んで深夜遅くまで呑んでから
2等寝台で、さらば北の大地よ~

10月7日(金) AM6:40
窓の外が明るく為ったのに気が付き起床
睡眠時間は3時間程度でしたが
眠ければ、何時でも寝ろよ、ホトトギス なので
船尾のデッキへ出て状況確認


どうやら船は未だ青森県から秋田県の境を航行中

冷たい風に当り、眠気も取れて意識はキリリ!
ついさっきまで呑んでいたのに、目覚めと共に腹が減るオヤジ


最後の思い出、しっとり豆パンと缶コーヒーの朝食を済ませ
後はグダグダ過ごしていたら時間はお昼前

焼きそば弁当を食べながら今回の反省&次回の宿題確認をして
その後は酔い覚ましがてら船上で初体験の露天風呂


何時の間にやら夕暮れ時に

この後の本州上陸に備えて夕食はレストランで済ませておこうと

炭水化物祭りな船旅です
深夜の走行を控えているので、寝台で仮眠していたら
PM10:30 敦賀港到着のアナウンス

下船の支度を整え、車両甲板へ降り立ち

本州へと戻る準備は完了

ハッチが開き、タラップ接合されると「夢の時間」は終了です

様々な思いを胸に抱きながら、ゆっくりと埠頭に降りて

PM11:30 2016 北の大地への挑戦 N O は終了

では無くて、この先100km超のナイトラン

しかも山間部の走行が控えております


事前に船内で得ていた情報では三重県南部から下り坂の天候

帰路をどうしようかと悩みましたが、降られる時は何をしても無駄だろうと
往路にも走った関ケ原ルートで漢は勝負を掛けます

しかし、敢無く三重県いなべ市へ入った処で
メットのシールドに何やら光るモノがポツポツと・・・

もしかしたら


どうやら旅の締め括りも


この時点で観念して、此処で雨具を装着
案の定、四日市へ差し掛かる頃には本降りの雨で
溝の無いタイヤでのナイトランは変な汗が滴り落ちます

快走広域農道で、お尻に全神経を集中しながら走って

10月8日(土) AM1:50 無事に帰宅完了

四日市を過ぎたら雨は上がってラッキーでした~

9泊10日の2016北海道ツーリング
今年はさして大きなトラブルも無く締め括ることが出来ました

唯一心配していた
本日20回目の結婚記念日~

最悪の場合を想定して、依頼した宅配も無事に済んでおりました

既に深夜の時間と在って、先にお休みになられておられますが
翌朝に顔を合わせた時には
何時までも愛しているよ~、ハニー

の言葉で、次なる旅へと繋げていかねばなりません~

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Posted by いぃ爺ライダー at 20:41│Comments(2)
│2016北海道
この記事へのコメント
お疲れ様でした!
北の大地、増々行きたくなりましたよ!
後の旅の参考になりました♪
北の大地、増々行きたくなりましたよ!
後の旅の参考になりました♪
Posted by 半クラ!!
at 2016年12月09日 11:00

半クラ!!さん、こんばんは!
最近はお忙しい日々が続いておられるみたいですので
来年は「自分へのご褒美」に是非とも渡道して下さいませ~(^_^)/
最近はお忙しい日々が続いておられるみたいですので
来年は「自分へのご褒美」に是非とも渡道して下さいませ~(^_^)/
Posted by イトメン at 2016年12月11日 20:27