雨後晴れ・・・るかも？

昨夜はいきなり思い浮かんだ秘策に酔いしれ

遥かなる北の大地から望む星空を愛でながら

キーンと冷えた空気の元、毎度の如く酔っ払って寝袋へIN



さて、思い付いた作戦を実行するには酔った頭で計画は無理だと

当日起床してから考えましょうと　お気楽極楽な一人旅






でも、とりあえず「北の大地の名所」だけは押さえて置きましょうかねぇ～


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9月27日（木）AM5:10　　クェ～ッ！　　



今まで聞いた事も無い鳴き声にビックリして飛び起きます　何？？


たぶん鳥の鳴き声とは判りましたが、カラスや雉でも無いし一体何・・・



幕の外は薄明るくなっていたので一旦外へ出てみると





もう間も無く日の出を迎える時刻


と云う事はニワトリだったんかなぁ？と、騒動の幕引きを図ります




満タンの膀胱を開放すべくトイレへ向かったついでに





一晩お世話になった別海ふれあいキャンプ場の全景をパチリ



どうやらこの日はライダーばかり4名が設営しておりました




膀胱を苦しみから解放してからテントへ戻り朝食タイム



朝ご飯を食べながらも横付けしたバイクのタイヤについつい視線が





やはり摩耗の進行は想定以上ヤバいッス

タイヤセンターより右側は溝が無くなってしまってる個所も有り

何で北海道ってこんなにタイヤが磨り減るのが早いのか・・・




まぁ心配事は気にしていても解決にはならないと





安定の手抜きな湯沸だけの朝食を済ませて空模様を確認


　　


どうやら今日は道東全域は晴れ間ゾーンみたいですが

明日の朝～昼に掛けては一雨降られるみたい




そして昨日不意に思い付いた作戦を実行に移すとなると

明日には札幌まで駒を進めておく必要が有るし・・・



色々と策を巡らす間に他のライダーさんも活動を始め出し

朝のご挨拶は　「朝の鳴き声は一体何だったの？」でしたが

全員一致で「ニワトリだろう！」と一件落着



朝の放射冷却で結露の酷い幕を乾かしながら今日のルートを考え





AM8:30　撤収完了！


しかし、さっきまで良さ気な空模様だったのが雲に覆われてるし・・・


当初は納沙布岬の未走道路へ向かおうと思っていたけど

この具合だと一昨年前の二の舞かも？と計画を急遽変更





別海ふれあいキャンプ場を出発しR243を弟子屈方面へと走り出します



根室側は灰色の雲が広がってましたが





反対の弟子屈側には青空が覗いているのでシメシメ



しかし、そうは問屋が卸しませんよ！とばかりに弟子屈の町を通過したら





此方の空も灰色の雲に覆われてます



今日は天候に恵まれそうに無いかも？と若干諦めが入りつつ

R241を走って山道へ入ると、今日も自衛隊の車両が現れた！





日本を守って下さっている方々ですから、後ろを大人しく付いて行きますが

余りにもペースが遅くて疲れて来たので双岳台に一時停車





雄阿寒岳は今年もその雄姿を見せ付けてくれましたね


此処で時間をずらして前走車は無くなったけど山道はこの先直ぐで終了


すぐ先の交差点では道を間違え反対へ曲がってしまいましたが

早くに気が付きUターンして被害は少な目で済ませます




阿寒湖まで来た所で休憩がてら空いた小腹を満たしておこうと





セイコマのホットシェフおにぎりを購入

昨年もこの店で同じ様なおにぎりを食べた記憶が蘇ります


さて此処から暫くは何も無い道が続くと思われますので

トイレもスッキリ済ませてからレッツゴー



R241を足寄へ向かって走るとオンネトーの案内標識





でも去年も見てるし今日は曇り空なんでそのまま素通り


快調に国道を走って往くと、又もや自衛隊さんに追い付いてしまいます





黄線から白線に変わっても、何台も連なっているので我慢の走行が続きます



するとそんなオヤジに神様からのご褒美か？！





足寄の町へ近付くと自衛隊さんは横道に逸れ前方には青空が


こりゃ～あの場所へリベンジするしか無かろうて～！



折角初めて足寄へ来たのに給油だけ済ませてそのまま通過





逸る気持ちを押さえながら慎重に進みます



上士幌を通過し、見覚えの有る道道を走って往くと





今年は晴れの景色が拝めそうだと思うと心が躍り出しましたね



ゆっくりと噛みしめる様に景色を観ながら駐車場へ到着！





少し霞んではいたものの昨年の小雨降る中で観た景色とは別物の眺め


開陽台や多和平も素敵ですが、自分的には此処が一番好きかなぁ



シーズン外れで空いている事もあって、尚更「北海道らしさ」が際立つ景色を

暫くボ～っと眺めて荒んだオヤジの心を癒す極上の時間を味わっていても

時間が来れば騒ぎ出す腹の虫に邪魔をされて現実へと引き戻されます



今日のお昼は帯広で豚丼でも食べようかと思っていたけど現在時刻は12時半

此処から帯広市内までは1時間は掛るだろうから牧場の食堂で済ませようと





丁度この店でも豚丼が有り注文


十勝の豚丼はコレが初体験


甘くて照りの有るタレが独特で美味しかったけど

個人的には秩父の香ばしい味噌ダレの方が好みかも？

でも空きっ腹には大満足のお昼ご飯でしたね～



食べ終わってから、ふと隣のテーブルを見ると





保護色で最初は気が付かなかったけど猫カフェみたいな店内


猫嫌いな人は要注意のお店です



お腹も膨れて外へ出て、またまた絶景を暫く眺めても





気になるのはコイツ


今朝、別海で見た時よりも当然ですが一段と状況は悪化

この調子だと明日には交換しないとカーカスベルトとご対面しそうな勢いに

段々ビビりが入り始め、これから先の行動を駐車場で練り始めます



現在時刻は午後1時を廻ったところ

今から帯広付近で往きたい所と云えば十勝川温泉くらいしか思い浮かばんし・・・

今夜から明日の昼に掛けて雨降り予報が出ているとなれば今日は宿泊にして

「別海作戦」を実行する手筈を全て整えてから

明日は早朝から行動を開始してサクッとタイヤ交換を済ませる事に決定



取敢えず今夜の宿を確保せねばと電話を掛けると

オフシーズンの恩恵であっさりと確保完了！


それでは名湯と名高い十勝川温泉へと向かう事にしましょうかのぅ



名残惜しいですがナイタイ高原を後にして帯広市内へ向かって走り

途中で道道へ逸れて十勝川沿いに在るその名も十勝川温泉へ到着



スマホのアプリで安い日帰り入浴施設は何処かいな？と検索するも

何処も彼処もお高い値段設定でびっくら仰天マジっすか？！


いくら名湯とは言え風呂に入るだけで1500円も払うのは無ぅ理ぃ～な貧民オヤジ


一生懸命安い所を探してみたら一軒だけ有りました





かなり年季の入った建屋だけど泉質は何処も同じだろうから問題無し



だが、しかし





風呂に入れるまで30分以上も待たねばならんと判ると急速に嫌気に襲われ

あっさりと諦めると云う勝手気儘を通り越し、もはや暴挙とも思える行動

わざわざ此処まで来ておきながら、ヘルメットを被って移動開始


R30へ出て帯広市の中心部へと走って往くと赤男爵の店舗を発見


でもココは会員で無いと取り合って貰えないし・・・と諦めて通過

するとすぐに別のバイク整備のお店を見つけて緊急停車！


恐る恐るタイヤの在庫が無いか伺ってみるとIGAPONさんから聞いた通り店頭在庫は無し

割と大きめの帯広市内でもタイヤの在庫を持っているバイクショップは多分無いだろうとも聞いて

やはり札幌まで出向くしか方法は無いと云う事が判明


そうと判れば早めに宿へ入って電話で確認せねば！

と、その前に風呂は済ませて於きたいとツーマプで銭湯を探すと

西帯広駅の南側と芽室駅近くに1軒ずつ在るらしいので先ずは手前から


でも西帯広駅の反対側へ出る道が判らず癇癪を起してしまう短気なオヤジ

そのまま芽室駅まで移動してウロウロしてたら判り難～い場所に銭湯発見





意外と立派でスーパー銭湯っぽい造りの鳳の湯

中に入ってみたら源泉かけ流し100％のモール泉と書かれてますホンマかいな！


十勝川温泉と同じモール泉とは正に棚から牡丹餅でしたわい～



疲れた身体を湯船でゆっくりと癒した後は再び西帯広駅へ





今夜の宿は一昨年もお世話に為ったライダーズカフェPIT


お店で受付を済ませて屋根付き駐車場へバイクを移動





午後4時半でもバイクは2台だけとオフシーズンらしさ満開の中

寝袋、マットと手荷物を持って部屋へ移動

今夜は空いているので１階入り口脇の部屋を一人占めでした



部屋へ入るなり札幌のバイク用品店を検索すると

IGAPONさんの言われた通り、２りんかんとNAP'Sがヒット


ドキドキしながら先ずは馴染みの有る２りんかんから聞いてみると

今履いてるBSのBT023の在庫は有りやった～！


早速リヤタイヤを１本取り置き願います！とお願いしたら

限定セール品だから前後セットでしか販売出来ないと言われます


フロントタイヤは未だ山が結構残っているので

同時交換は勿体無いと思う貧乏性が身に付いてるオヤジ


それを正直に話したら、セットで購入してリヤタイヤだけ今回交換して

フロントタイヤは家へ宅配で届ければ良いと店員に言われます


それでは宅配料金が勿体無いと、尚も貧乏タレな事を話すと


「１万円以上の買物したら無料配送ですよ～」



正に神対応なバイク用品店の２りんかん



しかしこれでも即答しない根っからの貧民オヤジは

ちょっと考えますと電話を切り、NAP'Sへも電話


此方には結局BT023の在庫は無いと言われて慌てて２りんかんへ再連絡

明日の午前中に取付て下さいと手配を済ませてタイヤ問題は一先ず落着



続いて帰路のフェリー予約変更の手続きを済ませます


これで9月29日（金）PM11:30苫小牧発～30日（土）PM8:30敦賀着の船から

9月29日（金）PM5:00小樽発～30日（土）AM9:00新潟着へと行先変更



この時点で2017ｖ北の大地への挑戦では無くなり



北の大地からの挑戦



3度目の今回も見事にタイトル変更っす



と、その前に最強の難関である「カミさんへ予定変更の連絡」が残っとりましたね



本来なら土曜深夜に帰宅、翌日曜は家で片付けしてますからと

今回のツーリング出発時には言い残して家出して出掛けてましたから

帰宅が日曜夕方以降になれば、既に発送済みのお土産受取りにも支障が



少々ビビりながら家へ連絡を入れると

翌日の早朝から仕事なのに大丈夫なん？と心配だけで終わったので


別海作戦実行の障害は全てクリア




後は粛々と行動するだけとなった所で、この宿を押さえた真の理由の場所へ





一昨年以来の再訪ですが有楽町で逢いましょう～かのぅ




明日は雨天の下、溝の無くなったタイヤでの走行を控えており

オシッコをちびりそうな位、緊張感も高まってますが





オヤジはやれば出来る子！と言い聞かせて聖水を頂きます



2年振りの有楽町でジンギスカン





勿論、ビールの進み具合も特別なモノが有りまして～


グビグビと調子こいて呑んでたらお勘定を見てビックラポンウググ




支払いを済ませて店を出ると





店外まで待ち客が並ぶ程の盛況ぶりの人気店


ブラブラ歩いて宿まで戻る途中、少し呑み足りない思いも有って

その先のローソンまでビールとつまみを買出しに往き





部屋の戻って前泊者の忘れ物らしき靴下を眺めつつ

チビチビと呑み直しながら明日の雨天走行への不安を掻き消そうと

ツーマプでルート確認しながらボチボチ今夜もオヤスミナサイzzz



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