雨後晴れ・・・るかも？

8月17日（木)AM5:20


どうやら旅の疲れが溜って来ているのか？

はたまた、抜けた差し歯で想像以上に激しく気落ちしているのか・・・


今朝は体内時計が働かず少し寝過ごしちまった・・・




辺りが明るくなった事に気が付いて、慌ててテント内を片付けして





幕の外へ出てみると、今回の旅で一番の朝を迎える事が出来た模様です



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予定では、もう1泊を何処かでするつもりでしたが

どうも前歯が無いと気になるし、食事も美味しくない


それと一刻も早く行きつけの歯医者へ駆け込み治療せねば！と

予定を短縮し今日中に家へ帰ろう！と昨晩に決断




今朝も簡単な朝食を済ませ、通り雨でどうやら濡れたらしい幕を拭き上げ

青空のお陰で最終日には乾燥撤収を成し遂げる事に成功





AM8:00　今回4泊全てをキャンプで終えて、新潟県魚沼市から帰宅を開始




そうそう、忘れちゃイケないのがキャンプ許可証の返却



これまでの失敗を積み重ね、学んだ経験ですね～





未だ午前8時を廻ったばかりの朝早くでも受付嬢はスタンバイしており

不細工隠しのマスクは無しで口元を手で隠しながらお礼を述べて、いざ出発～





キャンプ場前のK70からR252へ出て、コンビニの在る交差点からR291へと入ります





今日は帰り道と為りましたが、そのまま直帰はつまらないかな？と

ツーマプを見て偶然気が付いた日本の原風景が残る場所

2004年に中越地震が発生した中心地でもある山古志村へと向かってみる事に




青空が広がる絶好のツーリング日和の下

比較的新しく整備された山道をヒラリヒラリと進んで往きます



新しく長いトンネルを抜けると、もう其処は秘境と云われた山古志村





未だ時刻は午前9時、営業前で人の気配は全く無し



おや？何処かで会った事が有る方がお見えですね





北陸の新雨神様か～




ところでツーマプによると、この辺りに地震で川に沈んだ家屋が残されているとか？



少し先に在る橋の下を覗いて見ると





ええっ！アソコまで地盤が落ち込んだの？！　ヒィ～！


しかし、まぁこれ程地盤が下がったのに、よくもまぁ家屋が倒壊しなかったもんだ！

やはり雪深い地域で家の造りが頑丈なお陰ですかねぇ





橋の上から見ていると、元からこの場所に建てられたものと錯覚しそう


地震に因る津波も恐ろしいが、断層の沈下も同じ様に怖いモンだと再認識



時間も早く、他には観る物も無さそうなのでR291へ戻り小千谷方面へ





途中の池には立ち枯れた木が有るので、これも地震で出来た池なのか・・・





そして秘境の割に綺麗な快走2車線国道も地震後に整備されたものか？

などと考えながらペース良く山を下って小千谷市内へ



R17を渡り小国町へ入ると、先程までの好天からどんよりとした曇り空に





今日もまた雨に降られてしまうのかのぅと不安に為りながら先へと進んで



柏崎市内へ入ると渋滞に遭うかも？と思い途中でK73へ入って





北陸道米山SAの近くまで走った所でR8へ合流

此処から延々と海沿いの道を南下して往きます





青空は少なく海の色も今一つでも、涼しく快適だわい！と走って往くと





上越の手前から戻って来た日差しと交通量の増加に汗が吹き出し

こりゃ～堪らん！　と街中を通過した所に在った道の駅で休憩





道の駅うみてらす名立



コチラはプールも在って家族連れで賑わってましたね

売店も地元で獲れた海産物が所狭しと並べて有りましたが

バイクですので何一つお土産を買う事も出来ず


水分補給と熱中症予防飴を舐めたら、この先に向かってGo～！





糸魚川から白馬へ抜けるルートを考えてましたが

どうやら北アルプスには雨雲が張り付いている様子なので

帰り道のルートを急遽変更して富山県へと向かう事に




此処からは、この前の6月に「 I 計画」で走ったルートと重なり

そ～云えば途中で有名なあのお店が在ったのぅ～とお昼ご飯を頂く場所をロックオン






つい、この間に走ったばかりの道でもっと近かったと思っていたら

案外遠くて、工事に因る片側交互通行も在ってか？意外と時間が掛り





お目当ての店に到着したのは丁度午後12時

店内へ入ると当然ながら満席ですが、順番待ちのシステムはよう判らん？



前に居た2人組が注文しながら着席してたので

それに続いて「一人です」と店員のおばさまに告げると

「あぁ、ちょっと待って！」　と厨房へと消えて往きます



暫く待ちぼうけで店の中を見渡していて、狙いのタラ汁を食べてる人の鍋を覗くと

う～ん、見た目はどうも残念な感じやな・・・



それに付け加えて、いつまで待っても店員のおば様から案内も無しのつぶて


人気の店か知らんけど、此処にお金を支払う事は無しかな～って事で

折角来店しましたが、縁が無かったと思い直して次の場所へと進みます



とは言え、何の計画も練っていない極楽トンボのオヤジ



どうせすぐに飯屋は在る筈だと暢気に駒を進めますが

意外とこの先の区間には食事出来る場所が見当たらず





PM1：05　結局、富山市まで走ってR41へと入りますが未だに昼飯には有り付けず


街中の混雑を辛抱強く走り抜け、もうソロソロ限界や～！　って所で





ちょっと地元のパチンコ屋で休憩がてら打っておくか～




では無く、併設のラーメン屋へ飛び込んで





我慢の限界を通り越しての、やっとの昼飯タイム

ただ、富山ブラックラーメンだけは外しておこうか・・・ナイショだよ





この店二番押し？の豚骨醬油を注文


ラーメンが出来上がるまで水をがぶ飲みしながら待って

腹ペコで頂く食事は前歯が無くともマイウ～　でしたね！

塩分補給にスープも飲み干しご馳走様でした




さ～て、此処から家路へ向かって最後の走り





青空と雲の割合は、ほぼ半々


出来る事なら最後まで降らずに保ってくれよ～　

と祈りながらR41を名古屋方面へ



富山県境の手前でR380へと逸れて、僅かながらでもの近道作戦





所々に狭い区間が残りますが、信号も無い快走田舎道を進むと

R41へ再度合流する手前からポツリポツリ

何とも微妙な雲行ですが、空の明るさから多分大丈夫！と進みR41へ



その先、飛騨清見ICの標識が眼に入りK90へと舵を取りますが

曲がった途端、往く手に憚る真黒な雨雲に覆われた空がマズイっす！



急遽UターンしてR41へと戻りますが、コチラでも大粒の雨がバラバラと


でも前方は青空が覗いていたのでそのまま突っ切り





雨が上がった所で、丁度道の駅が在ったので休憩タイム





道の駅アルプ飛騨古川


少し気温も上がって来たので身体の冷却を、と思い停まりますが

どうも此方は今一つ元気の無い道の駅でしたね～


売店は地元の品を少し置いて在るだけで、ソフトクリームなんて見当たらず


それでは冷たい缶コーヒーでシャキッとするかのぅ・・・




ボ～ッとしながら自販機から缶を取り出すと


熱ぃ～っ！　





元気が無い割に、こんな所で電気を使うな～　



えぇ、もちろん熱々のコーヒーは頂きましたよ・・・


身体を加熱してから高山市内へと突入～



さっきの空模様からせせらぎ街道経由は却下してR41を南下して往きます





下呂温泉を通過して、金山の手前で再度休憩タイム



小腹も空いて来たので糖分補給と今度こそ身体の冷却を～





コンビニで購入するのは間違い無し！

疲れた身体に染み渡る甘味と冷感




気分もシャッキリした所で、R41からK58へ





山間の快走県道を美濃へ出た辺りでで日没を迎えますが

長良川を越えれば、もう走り慣れた道なので気を付けるのは周囲の車だけ





金華山横の堤防道路で少し混雑に遭いますが、気温も下がってそれ程辛くは無く

一気に清流さるすべり街道を桑名まで下りますが、途中で右手の空には連打の稲妻が


こりゃ～急がないと雷雨に追い付かれちまうぞ～
ヒィ～！


普段はこの先で最後の休憩をしてラストランへ備えるのが今日は直帰で



桑名市内に入った所で少しでも早く帰りたいと脇道へ入るも

これが大失敗で、目の前にR23が通っているのに出られない


どうやら曲がる場所を間違えてしまった様で、住宅街の中をウロウロ走って復旧完了




此処からはバビューンとR23で一気に鈴鹿まで走り





PM8:30　無事に東北ツーリングを終え帰宅完了！


今回は天候不良に悩まされましたが、終わってみると良い思い出となった旅でしたね～



勿論、翌日には歯医者に駆け込み旅の締め括りは完了でした　






今回の走行距離　2031.5km


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