5月1日(日) AM5:00
今朝も幕外が明るくなり始める頃、自然に目覚めます
深夜になっても前を走る国道の交通量は増える事も無く
グッスリと眠れたお陰でしょうね~
起きぬけ直ぐに寝具を片付け、テントから外へ出てみると
間も無く昇るであろう朝日に照らされる玉川ダム湖の水面
昨日、水際まで頑張って荷物を運んだご褒美の景色
はぁ~、綺麗だな~
齢五十のオッサンがウットリと景色を眺めるのも束の間
次の瞬間、慌ててちょっと離れたトイレまで朝っぱらから走ります
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寸でのところで恥かしい思いはせずに助かりました
帰りはトボトボと歩いてトイレから戻り、朝ご飯の時間
今朝はコイツで
力を付けようと思います
湖を眺めながらラーメンを啜り、その後はサクッと撤収を済ませ
荷物を運んでいる途中で、公園を掃除されているお爺さんと会い
こんな良い場所を無料で使わせて頂ける事へのお礼を云うと
また来てくださいね~と有り難いお言葉まで戴いて
ホント、今朝は清々しい朝となりました
AM7:20 エッチラオッチラ運んだ荷物も積み終わり
さぁ、気持ち良くキャンプ場を出発だ~
とバイクに跨った途端
ギュルルルル~! 次はお腹か・・・
公園は凄く良い処でしたが、トイレは残念な事に
グルキャンしていた地元のファミリー達がかなり汚しており
ちょっと中へは入りたくない状況ですので
ゴミ捨てついでにコンビニで済まそうと走り出しますが
国道へ出る直前、さらに激しい痛みに襲われます
こ、これはちょっと拙いかも? と
何処に店が在るか判らない松山方面よりも
確実に場所が判っている逆方向の今治側へと走り
ギリギリで事無きを得ました
トイレとゴミ捨てのお礼に2回目の朝食を済ませ
今度こそホントに松山方面へとレッツゴ~
この道も昨日から合わせると3往復目
今回は効率の悪い旅と為っていますが
天気も上々なので気にせず往きましょう
松山市に入った処で市内の渋滞を避ける為K40へ
少し遠回りなルートですが混雑を嫌って途中からK23へと入り
伊予市へ向かって走る途中にすれ違ったカブ2台
何気に見近島へ向かう人かな~?と思っていたら
まさかの
チーム根無し草のお二人だったみたい!
てっきり九州を廻られている、しかもバイクはタイガーじゃ無いしで
全くこの時は気が付かずに素通り
後でこの夜、ブログにコメントを戴いて発覚した次第でした
何も知らずに呑気なオヤジはR52を大洲方面へ
絶好のツーリング日和に心はウキウキ
山間を走る快走国道を流して大洲市へと入ります
道路標識を頼りに
大洲まちの駅あさもやへ駐車
この頃から強い日差しで気温はグングン上昇
汗を搔き搔き、此処から歩いて移動です
明治時代から残る旧い家屋の間を抜けて向かったのは
ポコペン横丁 ピンボケですが・・・
名前が懐かしく、どんな処かと覗きに訪れてみました
入り口を入ると
子供の頃に見た覚えの在る懐かしい看板の数々
何軒か並ぶ土産物屋のさらに奥へと進むと
思ひ出倉庫
昭和をテーマに展示物が有る様で、入場料@200を支払い中へ
ミゼットを始め数多くの雑貨が所狭しと並べられ
昭和初期当時の部屋も再現されてます
自販機コーナーの
大量に並ぶ
ミリンダの瓶に興奮したり
200円でかなり愉しませて頂きました
見学し終わり外へ出ると気温はもっと上昇中
お店で目に留まった懐かしいラムネを買って
汗ばむ陽気の下、クールダウン
喉を潤してから駐車場へと戻り
この先のルートをツーマプで確認してから
大洲の街を後にします
K44を通ってR197へ
鬼北町からR320~R381~R441と乗り継いで
四万十市方面へと走ります
途中で
沈下橋の看板を見つけて緊急停車
岩間沈下橋
これまで見た中では一番大きな沈下橋でしたが
あまり興味の無いオヤジは撮影だけして通過
四万十川に沿って走る国道は狭小箇所が多く
対向車に気を使いながら太平洋を目指します
四万十市街に入ると何やら見覚えの有る場所へ
思い起せば2014年GWで、此処を起点に
酷道439を走り出した懐かしい場所でした
今回は未走区間の太平洋側ルートを選んで
GSで給油を済ませたらR56を高知方面へ
今回の旅では日本海から瀬戸内海、そして太平洋と
西日本を縦断するルートを走ってきましたが
この好天で、しかもGW中の日曜日と有ってか?
道沿いに在る道の駅は何処も彼処も満員御礼
こりゃ~お目当ての店もヤバいかも・・・
土佐の手前で
かつおのタタキ丼の幟を掲げたお店を見掛けますが
いやいや、ここは
「初志貫徹」が大事だとスルーして
黒潮一番館
心配してた程混んで無さそうでホッと一安心
カツオを捌いている所をのんびり見てからいざ入店~
が、どうもコチラは裏口だったみたいで表口へと廻ると
やはり行列でしたね・・・
仕方無く最後尾に並んで10分程様子を伺いますが
店内の回転も悪く、料理を待っているテーブルばかり
当然行列も滞ったままで、余裕の無いせっかちなオヤジ
そんなに待ってはおれん~
初志は脆くも崩れ去り、お腹も泣く泣く列を離れて
駐車場を出ると直ぐにタタキの幟を掲げる食事処を発見
捨てる神在れば拾う神在り
停まっているのがバイクと車が1台ずつと空いているし
待ち時間が無さ気で期待しながら暖簾を潜ると
「弁当の注文で食事はお断りしてます!」 だと
なら暖簾をしまっておけ~ と毒を吐く勇気も無く
スゴスゴと尻尾を巻いて退散
国道をさらに先へと進みます
走りながら何処で食事を摂るか?考えていたら
九礼大正市場の看板が目に留まり、恐る恐る向かうと
手前の通りからでも伺える人の波
今回の旅ではグルメ神に捨てられっぱなしのオヤジ
もうグレてやる~!
涙ながらに走って
結局、ローソンでまたまた質素なお昼ご飯
流石に昨日の教訓が身に染みていますから
今日は軽めのメニューでございます
モグモグとコンビニの駐車場で立ち食いしながら
時刻は間も無く午後3時だし、そろそろ今夜の寝床を考えようと
ツーマプを見ながら一人作戦会議
当初の予定では高知の海岸でテン泊をと思ってましたが
何せ今日は初夏を上回るような気温
汗も沢山掻いたので風呂にも入らなければと
涼しい山間で温泉が近い処でこの近辺は・・・
目星を付けて念の為に電話をするとOKとの事
早速キャンプ場へ向かって走りますが
道中に店が無さ気な為に一旦引き返して
須崎の街中で買出しを済ませてからR197へ
毎度毎度引っ掛るツーマプの罠で
思っていたよりも距離が有る道程を未だか未だかと進み
ハッと気付くと
天狗高原の標識を発見
此処も一昨年に通った場所だった~と感慨も一塩
そこからもう一息昇ると太郎川公園キャンプ場へ到着です
しかしキャンプ場の入り口が何処に有るのか判りかね
雲の上ホテルの方へフラフラと向かうと
フルパニアのGS-F800に跨るライダーを発見
この人に聞いてみようと話し掛けたら、まさかの外国人
へっ?
想定外の展開には滅法弱いオヤジ
シドロモドロして口から出た言葉は
Are you camp? (あなたはキャンプですか?)
冬場に頑張っていた英語のお勉強は全く身に付いておらず・・・
しかし相手の方もおバカな日本人には為れているのか?
すぐさま質問の意味を理解されて
いや、今夜はライダーズインへ泊まるんだと教えてくれました
冷や汗モノでサンキューと述べた後は自力で探す事に
道の駅の駐車場へと戻り、キョロキョロと周囲を見回すと
キャンプ場と書かれた小さな看板を見つけて管理棟へ
この日はかなり混雑しているらしく
予約した者は優先的に下段サイトと云われ
公園遊具の前にサクッと設営完了!
下段サイトの方がトイレや水場に近いらしく
結構な数のライダーでソコソコ埋まりつつありました
さてテントを張ったら汗を流しに歩いて隣の温泉へ
この公園はキャンプ場、ホテル、ライダースインに温泉と
何ともゴージャスな組み合わせの場所
温泉でサッパリと汗を流した後は恒例の
今日も良く出来ました とご褒美の生ビール
渇いた喉に命の水を一気に流し込んだら
キャンプ場へ戻って一人宴会の開始
夕陽を眺めながら呑むビールもまた格別
うぃ~
このキャンプ場で誰かナンパ出来ないか?と
これ見よがしに
ツウリンタオルを干しますが
このサイトにはリスナーさんはお見えで無かったみたい
代りにお隣のトレーサー乗りの方に話し掛けて
愉しい外呑みの時間はドンドン流れ
山深い場所なんでブルーアワーも美しく
日没後には久しぶりの綺麗な星空も満喫し
何度か足を運ぶ、階段を昇った先のトイレから
戻り道の下り坂は転落防止に
滑り台を活用し
旅に出てから5日目の夜は静かに幕を下ろして往きました
zzz
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