斜面を転げ落ちない様に注意しながらトイレを済ませ
再び急斜面を登ってから朝ご飯の準備
サイトに常設のテーブルをお借りしての朝食タイム
使えるモノは遠慮無く利用させて頂きます
昨夜は風が無かった割に、意外と乾燥している幕をチャッチャと片付け
パニアに詰め込もうとガサゴソしていたら何か見覚えの在る物が・・・
あ、有った～！
何でココに入っているの？
よくよく考え思い出したら
出発前のメンテ後、今まではトップケースに入れていたのを
整備関係の物は一纏めが良かろうと
パンク修理キットと同じ収納場所へ入れたんだっけ・・・
まぁこれでバイク用品店探しはしなくて済むと
駐車場で早速乾々に干乾びたチェーンに注油
トラブル発生前で助かりましたね～
そして斜面を3往復して荷物を運び終えたら
本日も出発準備は完了です！
AM7:40 最初の目的地までは余裕の時間
ノンビリと走って向かいましょうか～
昨日は気持ちに焦りが有り、2往復もしながら
ロクに景色を観ていなかった野呂山の
さざなみスカイライン
今日は平常心に戻って途中の展望台から瀬戸内海を眺めます
川尻の街並み向こうに見える上、下蒲刈島
今日の目的を終えたら此処を渡って
いよいよ今年も四国上陸だな～
暫く朝日に輝く海を眺めたら残りの道を下って呉へ
R185も最初は走り易い道でしたが
呉の市街に近付くにつれ朝の混雑が始まります
街の手前に在る長いトンネルを抜けると目的地はもうすぐ其処
開館時間までまだ少し間が有るので一旦前を素通りし
先に給油を済ませてから目的地駐車場へ到着
巨大な潜水艦が目を惹きますが
オヤジの本当のお目当てはこの向かい側
大和ミュージアム
開館15分前と絶妙な時間で列に並んでAM9時に入場
最初に戦艦大和の10分の1スケール模型が展示されてます
が、これよりも大和の設計から製造、それに関する技術開発等々が
オヤジの関心を惹き付け面白く、ついつい見学予定時間をオーバー
零戦や海龍の展示はサクッと観て流したら
大和ミュージアムの向かい側に在る施設へ移動
てつのくじら館
コチラも潜水艦の中を見学出来たりと面白く
満足した後、駐車場へ戻ると何やら美味しそうな香りが
どうやら奥の店で海軍カレーが食べられるみたい
スパイスの香りに魅かれて気持ちはすっかりカレーモード
少し早いですが今日のお昼はコチラで決まり
早速店の前まで移動するも開店まであと40分・・・
ちょっとそれまで待っていたらこの後の時間が心配だし
今回、四国に渡るルートは
とびしま海道を狙っており
岡村島までは橋をはしり、そこからフェリーで渡るのですが
その便数が1日4便で、バイクは先着10台までしか乗船出来ず
もしそれに乗り遅れれば最初に渡る有料橋料金の2度払いと
しまなみ海道の料金が合算でかなりの出費
とびしま海道の混雑具合が判らない状況では
安全策を採って海軍カレーは諦め先へと進みます
呉市街を抜け国道沿いのコンビニで
お弁当をフェリー乗り場で食べようと買出しして
此処を出たら最初の有料橋はもうすぐそこ
安芸灘大橋
通行料金@560を支払い橋を渡り本州から離脱
この間、意外と交通量が少なくフェリーは余裕で乗れるかと思い
橋が良く観える場所を探して記念撮影
この先はまさに島々を飛んで渡るが如く
幾つもの橋を渡り
AM11:50 岡村港へと到着
ポツ～ン・・・
心配して損しましたね～
この時点でバイクはハーレーが1台のみ
しかも食事に往かれているのか？バイクは適当に停めて人影は無し
オヤジも腹ペコなんで海を見ながらベンチで弁当をパクリ
フェリーの到着する13時半までのんびりと過ごす事に
しかし
「腹ペコの時に買出しはするな」と言われる通り
美味しそうに見えたチキン南蛮タルタル弁当は
半分も食べた処で、くどくてもう胸焼け状態
捨てるのは勿体無いと無理矢理お茶で流し込み
食後は乗船券の購入やら
券売機の時刻設定がずれてるぞ・・・
今夜の寝床と為るキャンプ場探しで時間を潰していたら
船が入港する時間になりました
結局バイクは7台と余裕で乗船
この航路は地元民の足となっているらしく
今治で用事を済ませたばかりと云う感じの
島に住んでいるお年寄り達が多く見られます
短距離フェリーらしく、いい加減な誘導でバイクを停めると
横の手摺にパニアが当たり駐車し直すのに四苦八苦
出航してから客室へと上がると、すぐに見覚えの有る橋が
来島海峡大橋
しまなみ海道の伯方島へ追悼ツーリングへ走ってからちょうど一年
「今年もまたやって来ましたよ、imaokaさん」
そして1時間の乗船時間はあっという間で
いよいよ四国の今治市へと上陸です
下船後最初に向かったのは港の前に観える
今治城
ですが昨年訪問済みなんで前を素通り
此処で方向を見誤り、少し迷ってからR317へ
街中渋滞に嵌りましたが、郊外へ出たら快走国道
松山方面へと走って幕営候補のキャンプ場を偵察に
松山市野外活動センターは公園のキャンプ場で
広場の遊具はファミリー客で芋洗い状態
受付にお願いしてキャンプサイトを見せて頂くと
駐車場からかなりの距離が有りリヤカーで搬入
しかもこのサイトは予約で埋まっているので
このもう１段下のサイトまで階段を下りた場所
トイレは駐車場の近くまで戻らなければならないと
野呂山の３倍増しくらいの難易度が
ココは無しだと即座に諦め最終候補だった
えひめ森林公園へ電話
今日の利用はOKか？尋ねたら、ついさっき満員になりNGとの事
さて、どうしたものか・・・ と暫く考え
途中、国道沿いの公園でチラッとテントが見えたな～と
ツーマプで確認するとダム湖畔にキャンプ場の印が有る！
温泉も割と近いし、もう其処へ飛び込めと国道を引き返す事に
確かこの辺りだと脇道から対岸へ入り
玉川公園へ
ツーマプには国道側に
龍岡キャンプ場って書かれているけど
此処もキャンプ可能みたいだし、え～い張っちゃえ！と
駐車場から２００mほど荷物を運んで湖前の一等地へサクッと設営
その後、急いで温泉と買出しへ
鈍川せせらぎ交流館
コチラで昨日の分の汗もキレイさっぱり流した後
国道沿いのAコープで買出し
酒と惣菜を買い物して駐車場へ戻ると
隣りに停めていたセロー乗りさんに声を掛けられ
同じ鈴鹿にお住まいの方と判り
よくよく話を伺うと何と同じ町内だ～
そ～云えばこのセロー、何処かで観た記憶が・・・
我が家の３軒隣りにお住まいの方でした
地域でのお付き合い、やはり仕事に出ている旦那同士は余り無く
また家が近所でも自治会が別な為、全く面識もこれまで無し
既に退職されて、お遍路で四国には何度も通っているとかお話を伺い
帰ったら色々教えて下さい～とこの場はお別れ
日没までにビールが呑みたい性分なので慌ててキャンプ場へ
夕暮れに間に合い、今夜もテーブルレスのお気楽キャンプ
先ずは今日の無事を夕日に感謝
段々染まり往く空を眺めながら湖を眺め
お隣のキャンパーとは程良い距離も空いて
心配だった目の前を走る国道も時間と共に交通量は減って往き
ブルーアワーの訪れとともにノクターンに点火
ゆらゆら揺れる淡い光に癒されながら
水辺の割に虫も少なく快適な中
今夜も一人しみじみと酒を呑んで
１０時くらいには瞼の重さが頂点に達し
そろそろ今宵もオヤスミナサイ
ｚｚｚ
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