2017年04月04日
黒王号リフレッシュ大作戦!
我が相棒の絶滅危惧種指定の versys1000
この整備に関する詳しい情報は無いものかのぅ~とネットで検索するも
何やら見覚えの在る写真だと思ったら、自ブログが上位ヒットする有様
このままでは 「やるやる詐欺」 呼ばわりし兼ねないので
重~い腰をウンコラショ!と上げまして
オヤジのポンコツガレージ
今週末も大好評?の開店です
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オヤジのポンコツガレージ
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前日からの雨が未だ残る土曜日の午前中
前以って片付けしてあった小屋の中にて作業をスタート
最初に前輪が接地していないと緩め辛いフロントアクスルシャフトと
フォークトッププラグを緩めておきますが
それよりも先にUPフォーククランプのボルトを緩めるのを忘れずに
このボルトが締まったままだとプラグの六角を舐めてしまいます高く付くよ!
この時、TOPプラグに装着されているスプリングプリロード調整部を
「tighten」(締める) とサービスマニュアルに書かれてますが、画像を見ると
どう見ても緩めてあるとしか思えない写真
一体どちらが正しいのか分らず、オヤジの勘で緩めておきます
段取りが終わったらFR側を手作りバイクハンガーにて吊上げ
初期型のversys1000はメインスタンドがOP扱い
純正は高かったのでSW-MOTECH製を黒王号に装着していますが
取付位置が後輪寄りで使用時には強烈なフロント荷重
これからの長時間に及ぶ作業の間に落ちたら大変と、写真のベルト3本に加え
前輪を外した後にステム下へつっかえ棒の安全策を取っておきます
ブレーキキャリパーを取り外したら
ブレーキホースに負担が掛かるのでSカンにて吊上げ養生
そして、つっかえ棒を入れたら本番突入~
フォーククランプボルトを全部緩めてフォークをグリグリ廻しながら引っこ抜きます
オヤジにも獲れたど~!
でも外す時に変な手応えが有ったが何やろ?と思いグルリと全周を見ると
アルマイト塗装に入った稲妻模様の傷が アガガ・・・
どうやらフォーククランプスリット部の角に当たって付いた傷みたい
まぁ金色や青色だと修正が難しいけど幸いな事に黒い塗装
黒のマジックでも塗っておこうかのぅ ポンコツ万歳!
まぁ少しは学習機能の残骸は有るオヤジ
2本目の作業時にはスリットにマイナスドライバを突っ込んで
クリアランスを大きく取る事位の知恵は廻ります
普段は目に付かないインナーチューブ内側に
傷や錆など無いか?入念にチェックをしてから
コチラも手作りの倒立フォークバラシ用スペシャルツールに装着!
ネットで動画等を観て、全て想像だけで作った代物
果たして使い物に為るのか・・・・・
フォークの寸法も大体の予想で合していただけに各部を調整
実はこれに一番時間を取られましたわい
スプリングカラーの穴にボルトを突っ込み
長ネジのナットでスプリングを圧縮しながらピストンロッドナットを緩め
トッププラグを取り外す事に成功せり
フォーク内部に残ったスプリングを取り出しフォークオイルの排出をすると
エンジンオイルの様な色の液体がドバドバと出て来ます グハッ!
やはり交換サイクルを大幅に過ぎていた模様にビビりつつ
新しいオイルを少量入れてフラッシング
逆さにして抜き取る間に2本目のフォークをセットしたところで
日没時間となり、ボチボチオヤジの給油せねばとこの日の作業はココで終了
翌日曜日は朝から気合を入れて作業開始!の前に
台所の照明が点かなくなったのでLED電球を買って来いと下命
ついでに昨日の作業で問題点の見つかった部分も改良を加えようと
近所のホムセンで買い物してから始まります
オイルを抜き取ったフォークのダストシールを外して
中のフォークシールとストッパーリングの状態確認
ひび割れやオイル滲みも無く綺麗な状態
う~ん、これなら交換する必要無しかも?
取敢えず右側フォークの状態も確認してから考えるかのぅ
昨日の作業で使い辛かったカラー押さえ初号機
剛性に不安が有るのと作業性を考えL字アングルを逆向きに替え
スプリングカラーの穴に指し込むボルトもΦ6から、もう少し太いΦ8に変更
これでグッと作業がし易くなり、フォークの取付位置も上にずらす事で
スプリングの圧縮時間も大幅に短縮する事に成功
昨日は使い忘れていた手作りスプリングストッパーもセットして
安全にロッドナットを緩める事が出来ました
オイルを抜き取り同じくダストシールを外してフォークシールを確認
やはりコチラも綺麗でまだ問題は無さそうって事で
バイク系Podcast番組のナカヤマバイクラジオで最近の放送にあった
問題無い箇所は手を入れない事が吉だと判断
今回はオイル交換のみで済ませる事にしておきます。
これも昨日のフラッシング作業で有った方が有難いと急遽作った
ピストンロッドプーラー
ではフォークオイルを規定量より少し多めに容器で計量して
新品は無色透明なのがあれだけ黒く汚れるのね
インナーフォークへオイルを半量入れて、内部のエア抜き
プーラーでロッドを掴んで上下にシュポシュポとポンピング
泡が出なくなったら残りの半量を加えて同じくシュポシュポ
暫く放置してオイルを慣らしてる間に散らかった工具の整理
そして最後の手作りスペシャルツール
フォークオイルレベルゲージもどき参上 何かガサツな造りかと?
此奴で余分なオイルをチューチューと吸出して液面調整にて適正量に合わせます
まぁ液面誤差は±2mmと大きいので問題無しっしょ!
先にオイル注入したL側フロントフォークから逆の手順で再組み
ココまで来たら作業も順調に進んで
サクサクっと組み付けを進めて作業完了!
フォーククランプの締付トルクは重要管理項目なんで
激安トルクレンチでチェックだぜ!
再組み終了後にテストランへ出ようとしたら
カミさんの車に出口を塞がれ、仕方なくついでのENGオイル交換
初車検を機会の黒王号リフレッシュ計画は取敢えずこの作業で終了
しかし、こんな感じなポンコツオヤジの整備で
本当に大丈夫なんですかのぅ・・・ ナンマイダブ
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前以って片付けしてあった小屋の中にて作業をスタート
最初に前輪が接地していないと緩め辛いフロントアクスルシャフトと
フォークトッププラグを緩めておきますが
それよりも先にUPフォーククランプのボルトを緩めるのを忘れずに
このボルトが締まったままだとプラグの六角を舐めてしまいます高く付くよ!
この時、TOPプラグに装着されているスプリングプリロード調整部を
「tighten」(締める) とサービスマニュアルに書かれてますが、画像を見ると
どう見ても緩めてあるとしか思えない写真
一体どちらが正しいのか分らず、オヤジの勘で緩めておきます
段取りが終わったらFR側を手作りバイクハンガーにて吊上げ
初期型のversys1000はメインスタンドがOP扱い
純正は高かったのでSW-MOTECH製を黒王号に装着していますが
取付位置が後輪寄りで使用時には強烈なフロント荷重
これからの長時間に及ぶ作業の間に落ちたら大変と、写真のベルト3本に加え
前輪を外した後にステム下へつっかえ棒の安全策を取っておきます
ブレーキキャリパーを取り外したら
ブレーキホースに負担が掛かるのでSカンにて吊上げ養生
そして、つっかえ棒を入れたら本番突入~
フォーククランプボルトを全部緩めてフォークをグリグリ廻しながら引っこ抜きます
オヤジにも獲れたど~!
でも外す時に変な手応えが有ったが何やろ?と思いグルリと全周を見ると
アルマイト塗装に入った稲妻模様の傷が アガガ・・・
どうやらフォーククランプスリット部の角に当たって付いた傷みたい
まぁ金色や青色だと修正が難しいけど幸いな事に黒い塗装
黒のマジックでも塗っておこうかのぅ ポンコツ万歳!
まぁ少しは学習機能の残骸は有るオヤジ
2本目の作業時にはスリットにマイナスドライバを突っ込んで
クリアランスを大きく取る事位の知恵は廻ります
普段は目に付かないインナーチューブ内側に
傷や錆など無いか?入念にチェックをしてから
コチラも手作りの倒立フォークバラシ用スペシャルツールに装着!
ネットで動画等を観て、全て想像だけで作った代物
果たして使い物に為るのか・・・・・
フォークの寸法も大体の予想で合していただけに各部を調整
実はこれに一番時間を取られましたわい
スプリングカラーの穴にボルトを突っ込み
長ネジのナットでスプリングを圧縮しながらピストンロッドナットを緩め
トッププラグを取り外す事に成功せり
フォーク内部に残ったスプリングを取り出しフォークオイルの排出をすると
エンジンオイルの様な色の液体がドバドバと出て来ます グハッ!
やはり交換サイクルを大幅に過ぎていた模様にビビりつつ
新しいオイルを少量入れてフラッシング
逆さにして抜き取る間に2本目のフォークをセットしたところで
日没時間となり、ボチボチオヤジの給油せねばとこの日の作業はココで終了
翌日曜日は朝から気合を入れて作業開始!の前に
台所の照明が点かなくなったのでLED電球を買って来いと下命
ついでに昨日の作業で問題点の見つかった部分も改良を加えようと
近所のホムセンで買い物してから始まります
オイルを抜き取ったフォークのダストシールを外して
中のフォークシールとストッパーリングの状態確認
ひび割れやオイル滲みも無く綺麗な状態
う~ん、これなら交換する必要無しかも?
取敢えず右側フォークの状態も確認してから考えるかのぅ
昨日の作業で使い辛かったカラー押さえ初号機
剛性に不安が有るのと作業性を考えL字アングルを逆向きに替え
スプリングカラーの穴に指し込むボルトもΦ6から、もう少し太いΦ8に変更
これでグッと作業がし易くなり、フォークの取付位置も上にずらす事で
スプリングの圧縮時間も大幅に短縮する事に成功
昨日は使い忘れていた手作りスプリングストッパーもセットして
安全にロッドナットを緩める事が出来ました
オイルを抜き取り同じくダストシールを外してフォークシールを確認
やはりコチラも綺麗でまだ問題は無さそうって事で
バイク系Podcast番組のナカヤマバイクラジオで最近の放送にあった
問題無い箇所は手を入れない事が吉だと判断
今回はオイル交換のみで済ませる事にしておきます。
これも昨日のフラッシング作業で有った方が有難いと急遽作った
ピストンロッドプーラー
ではフォークオイルを規定量より少し多めに容器で計量して
新品は無色透明なのがあれだけ黒く汚れるのね
インナーフォークへオイルを半量入れて、内部のエア抜き
プーラーでロッドを掴んで上下にシュポシュポとポンピング
泡が出なくなったら残りの半量を加えて同じくシュポシュポ
暫く放置してオイルを慣らしてる間に散らかった工具の整理
そして最後の手作りスペシャルツール
フォークオイルレベルゲージもどき参上 何かガサツな造りかと?
此奴で余分なオイルをチューチューと吸出して液面調整にて適正量に合わせます
まぁ液面誤差は±2mmと大きいので問題無しっしょ!
先にオイル注入したL側フロントフォークから逆の手順で再組み
ココまで来たら作業も順調に進んで
サクサクっと組み付けを進めて作業完了!
フォーククランプの締付トルクは重要管理項目なんで
激安トルクレンチでチェックだぜ!
再組み終了後にテストランへ出ようとしたら
カミさんの車に出口を塞がれ、仕方なくついでのENGオイル交換
初車検を機会の黒王号リフレッシュ計画は取敢えずこの作業で終了
しかし、こんな感じなポンコツオヤジの整備で
本当に大丈夫なんですかのぅ・・・ ナンマイダブ
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Posted by いぃ爺ライダー at 20:50│Comments(4)
│バイクメンテナンス
この記事へのコメント
すげぇ~~!
俺には絶対無ぅ理ぃ~。
流石ですねぇ~。
俺には絶対無ぅ理ぃ~。
流石ですねぇ~。
Posted by 半クラ!! at 2017年04月06日 10:03
半クラ!!さん、こんばんは!
少し手間は掛りますが、兄貴なら楽勝の整備内容ですかと!
後は整備工賃をケチる気持ちの持ち様ですわ~w
少し手間は掛りますが、兄貴なら楽勝の整備内容ですかと!
後は整備工賃をケチる気持ちの持ち様ですわ~w
Posted by イトメン at 2017年04月06日 20:47
すばらしい!
私もベアリング交換やフォークのシール交換しないといけないんですよね。
部品はあるんですが、なんか手が出ない。
というか、その前に直すものなおsないとね(^^)
Kachi//
私もベアリング交換やフォークのシール交換しないといけないんですよね。
部品はあるんですが、なんか手が出ない。
というか、その前に直すものなおsないとね(^^)
Kachi//
Posted by Kachi at 2017年04月10日 22:46
Kachiさん、こんばんは!
BMWのバイクに凄~く興味が有るのですがフロントサスのパラレバー?でしたっけ
あれは単なる支えかと思っておりましたがフォークシール交換って事は
中にオイルが入っているんですね~(゚Д゚;)
事故内容の割に、ご自身のお怪我とバイクが廃車に為らなかった事で
少し胸を撫で下ろした様な気持ちです~(^-^;
BMWのバイクに凄~く興味が有るのですがフロントサスのパラレバー?でしたっけ
あれは単なる支えかと思っておりましたがフォークシール交換って事は
中にオイルが入っているんですね~(゚Д゚;)
事故内容の割に、ご自身のお怪我とバイクが廃車に為らなかった事で
少し胸を撫で下ろした様な気持ちです~(^-^;
Posted by イトメン at 2017年04月12日 01:03