雨後晴れ・・・るかも？

路面凍結などバイクでの走行が不安な冬も終わり

絶好のツーリングシーズン開幕となる　



ゴールデンウィーク　



今年は2年振りに九州への上陸を狙い

3月頃から着々とルートの検討を重ねてきました



しかし4月14日発生から未だ大きな余震が続く熊本地震により

熊本、阿蘇、由布の周辺では甚大な被害に遭われ

また数多くの方がお亡くなりになった事にお悔やみ申し上げます



ニュースによると現地のインフラは驚くべきスピードで復旧しつつある模様ですが

流石にこの状況で家族や職場に「九州へツーリングに往く」とは言い出せず

断腸の思いで渡九を断念、急遽行先を1週間前に変更








今回は中国から四国へ




1週間の旅へと行って来ました



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4月27日（水）AM12:05　夜勤を終え会社より帰宅



今回のGWは会社の都合で今日27日からお休みに突入～


とはいっても、後日に振替出勤が待ち構えておりますが・・・




まぁそれでも休みは休み


思いっきり愉しまなけりゃ～　と



帰宅後に行き先の天気予報を最終確認


　　　　



今日明日共に西日本は週間予報から変わる事無く雨降り決定




唯一救いなのは、家を出る時に降られなさそうな事ぐらい


出発時から雨具装着するのは心が折れそうになるひ弱なオヤジ



あとはその都度の状況に合わせるしか無いな～

と余計な事は考えずにとっとと今夜は寝てしまえｚｚｚ




AM6:40　起床

やはり旅立ち前の高揚感からか？意外と早くにお目覚めです


早速準備を終えたら出発だ～！と意気込みますが


子供を駅まで送り届けてよ～　


とカミさんからの指令が・・・







AM8:15　雑用を済ませて漸く自宅を出発


雨は予報通り降ってはいませんがかなりドンヨリした空



これは降り出す時間は早まるかな～？と

気になる心を振り払うかの如く走り出します


まぁ1週間もの旅となると2～3日は雨に降られて当たり前と

健気にも気持ちを前向きに持とうとする五十路ライダー





R1を亀山まで進むと道路の電光掲示には





濃霧注意報発令って事は、鈴鹿の山を越えれば少しは快復か？





少々ホッとしながら、鈴鹿峠をグングン昇ってトンネルを抜けると





滋賀県側も全く同じ空模様　






遅かれ早かれ、今日は雨に降られるのは確実なんだし

もう余計な事は気にせず走りを愉しむ事にして水口からR307へ





信楽ではアラカンさん　お友達がお見送りして下さり

割と順調に平日の国道を進みます





甲賀を過ぎれば京都府入り





宇治田原からK62に入り、宇治川沿いから平等院を掠め





この先からは京都市内を縦断しなければ為らず

時間節約の為　京滋バイパスへ宇治西ICからIN





普段は使わない高速道路ですが、朝の出遅れと

京都の街中は突然「2輪通行禁止」が現れたりして苦手でして






取り敢えず均一料金区間最遠の千代川ICまで利用しますが

亀岡の手前からヘルメットに水滴がポツリポツリと当たりだし





京滋バイパスからR9へ降りてからも濡れる程の降りでは無い為

此処では雨具は付けずにそのまま進みます






南丹市を過ぎ、もうすぐ福知山と云う所で

とうとう本降りの雨雲に捕まり





道路脇のPAで雨具を装着

いよいよこれから長～い雨中走行の始まりかな・・・







福知山からR175～R176と走り、一気に日本海側の宮津市へ





この先には日本三景の一つ「天橋立」が有名ですが

これまで何度も訪問している処なんで今日はスルー





景勝地を横目に観ながら今日の目的地であるこの先へ






宮津からは雨も小康状態、このまま持ってくれよ～と願いつつ





道路沿いには先程からずっと続く嫌～な看板





PM1:40　しかし何事も問題無く目的地へ到着





伊根の舟屋群



前々から気に為っていた場所でしたが

丹後半島は天橋立までしか来た事が無くやっとこさ訪問






遊覧船に乗って海上から観るのが良いみたいですが

此れに乗る程の時間とお金も無い情けないオヤジ





代りに陸側から観る舟屋の後ろ姿を眺めて





高台に在り展望が利く　道の駅舟屋の里伊根へ





舟屋群の全貌を眺めた後は遅いお昼ご飯でも、と思い

併設の食堂を覗きますが、今一つピンと来ないメニューばかり





まぁココで食べなくても良いか～とこの場を後にしますが

これがこの先、旅先グルメの全てに於いて

敗北を喫する事に繋がろうとはこの時は未だ思いも寄らず






さて、此処での目的も果たし先へと進みましょう！と走り出します



通行止め看板に書かれた地名を見ても何処の区間かよく判らず

何と無～く見当を付けて適当な場所から国道を逸れて県道へ







世間はそう甘くは有りません・・・　





誘導員に迂廻路を尋ねると親切に地図まで貰い

言われた通りに少し戻って山道へ






暫く1車線しかないクネクネ道を上って往くと

見晴らしの効く高原へと到着





碇高原




天気が良ければ景色も良い場所なのでしょうが

曇り空で見通しも効かず、ただ牛の匂いが漂うだけ・・・



おまけに再び雨が降り始め、長居も出来ずに早々に下山


此処から雨はいよいよ本降りとなり、視界の悪い中を西進します




R178からK11へ入り、小さな峠を2つ越えたら兵庫県の城崎温泉へ到着



この時点で時刻はPM4:00


無理をすればまだ先には進める時間ですが天候もこれだし

取り敢えず幕営候補地の一つだった気比の浜の下見に往くと





綺麗なトイレと大きな炊事棟に魅かれて　




本日は此処をキャンプ地とする～！　





設営前に買出しを済ませようと辺りを走るも

地元の商店は食材＆アルコールの品揃えが殆ど無く

仕方無く城崎温泉街に在ったコンビニへ





何は無くとも冷えた発泡酒をタンマリと買い込み

夕暮れ迫る道を急いでキャンプ場まで戻り

他に誰もキャンパーが居ない事を確認してから

バイクもろとも炊事棟の下へIN



やっぱり雨降りの時は屋根が在ると有り難いですね～





半日着続けたカッパを漸く脱いでからサクッと設営





無料（海水浴シーズン以外）とは思えない程、綺麗な炊事棟

この後、誰かキャンパーが到着したら直ぐに移動できる様に

展開する荷物は極力広げないように抑えて





ホッと一息付いたら早速プシュ



先ずは初日の移動を無事終えた事に感謝～






炊事棟から季節外れで誰も居ない日本海の海水浴場を

ボ～ッと眺めながらグビグビとメートルを上げて往きます





辺りが薄暗く為って来たところでいきなり炊事棟の証明が点灯オッ





この時期でも自動照明が点くとは思っておらず

蛍光灯の灯りはソロキャンプには似合わないと

SWを探して消灯しようにも消す事が出来ない





まぁしょうがないか・・・　　と諦めて


今宵は不用と為ったガスランタンを片付けて





タンマリ買った発泡酒の在庫が尽きたら、家から持参の焼酎へチェンジ


ロングツーリングの際には日本酒では量が嵩み荷物に為るので

少量で酔える焼酎を持ち歩いて走るオヤジライダー






お湯を沸かしてお湯割りをチビチビと呑んでいると

いきなり前触れも無く蛍光灯が消灯




やっとソロライダーの快適な空間が訪れたと

さっき仕舞ったガスランタンを再び取り出し






揺らぐ小さな灯りを見つめながら明日は一体どんな一日に為るのか？




酔っぱらった頭で取り留めも無い事を考えたり

最近お気に入りのポッドキャストを聴いたりしながら

恐れていた他のキャンパーは夜が更けても現れる事は無く

折角有名な温泉地に居るのに、雨でお風呂へも行けずに

一人ぼっちの城崎温泉での夜は更けて逝くので在りましたzzz







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