雨後晴れ・・・るかも？

昨日は山形市まで南下して台風7号を迎え撃つ作戦に出たオヤジ


が、今後天候にどれほどの影響が在るのか？判らず

TVから情報収集してこれからのルートを考えます



しかし何方へ逃げれば安全と云う答えは見出せぬまま

台風が東北に最接近する明朝を迎える事に





台風から巧く逃れて無事に家まで帰り着く事が出来るのか？



いよいよ旅も大詰めの6日目＆7日目


感動のフィナーレは2日分を一挙纏めて御送りします



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8月17日（水）　AM8:00




寝過ごした～！　




今朝は普段に比べれば少し遅い6時頃に起きて

台風情報を見ながら作戦を練ろうと思っていたのに

カーテンを閉めたまま寝てしまい真っ暗な部屋でついつい２度寝



慌てて飛び起き窓の外を覗いて見ると意外や雨は小降り


あれ、台風はそこまで来ている筈なのに？と思いながら

急いで朝シャワーを浴びてサッパリスッキリしてから情報収集開始


　　



やはり台風は現在福島県のすぐ沖合を通過中で

山形周辺には強い雨雲が掛かっている様子

もう一度窓から外の様子を伺うと強い雨に変わってます



テレビニュースを見ていても高速道路は一部通行止め

公共交通機関も運休によるダイヤの乱れが流れている状態


雨雲レーダーを見るとチェックアウト時間ギリギリまで出発を遅らせ

それから南下すれば福島県に入れば晴れ間になるだろうと判断


その後の行程は現地の天候を伺いながら変える事にし

山形市から福島へ抜けるルートだけメモって朝食の菓子パンを齧り





AM9:55　ホテルクラウンヒルズ山形からチェックアウト


風はそれ程強くは無く、雨も本降りですがこれなら大丈夫

駅横の駐輪場まで移動したら念入りに雨具を装着





この間、係員が何人か入代り立代りバイクの横へ来て

出る時はゲートを手動で開けるから声を掛けて！と仰られ

昨日は言葉が判り辛く対応が悪く感じましたが

山形の方はとても親切なんだなぁ～とちょっとウルウル



濡れないように雨具を完全装備し、準備が整ってから

係員詰所に「イトメン、出ます！」と声を掛けてゲートオープン





山形の街中へと飛び出します




街中からR13へ出て南陽方面へ走ると





山形道は未だ一部通行止めが継続中



しかしこの付近の状況は道路の水溜りが酷いだけで

台風の影響はそれ程でも無くズンズン先へと進みます





そして南陽市手前まで来るとその先には青空が少し覗きだしてテンション



どうやら台風回避作戦は成功した模様　




と、この先で往きに寄れなかった赤湯温泉の龍上海の看板を発見


現在時刻は11時前と今から並ぶには丁度良い時間（ぐうじさん情報）



次の信号で右に逸れて目標物へ突撃～








結果は予想通りの惨敗　チーン



しかし、食い物にはネチっこい性格のオヤジは諦めず

確か支店が近所に在った筈！とスマホで検索



思った通り宮内支店が2キロ先に在り、グーグルでは営業中との表示



念の為にナビをセットし慌てて店に向かうと





グーグルの嘘吐き～　



山形には冷やしラーメンと赤湯辛みそラーメンの宿題を残して此れにて離脱




再びR13まで戻り米沢へ





この辺りまで来たら晴れ間も覗き出して暑くなり雨具を解除

そしてR121からの福島入りを目指しますが

県境の大峠まで来ると空は黒い雲に覆われて

対向車の様子からもこの先で雨が降っている事が判り

道端のPAで再び雨具を装着し直し


走り出してすぐに雨は降り出し濡れずに済みましたが

トンネルを越えて喜多方に入った途端に又もや晴れゾーン


流石にこの季節、日差しの下でカッパを着たままでは熱中症の危険が



道の駅　喜多の郷前の交差点を曲がり喜多方市街のラーメン屋を目指し

その店の駐車場でカッパを脱いで昼飯と一石二鳥作戦を発動







が、あっさりと敗退　


そう云えばお盆過ぎは喜多方のラーメン店は何処も臨時休業ばかりだった事を思い出し





コンビニ駐車場でカッパだけ脱いで何処へも寄らずに喜多方の街を通り抜け

会津坂下へ向かおうと適当に走り出しますが道に迷って路肩で停車

現在地の確認とついでにこの先のルートを考えます　



この辺りは晴れ間でも日本海側まで出てしまうと

どうやら未だ雨雲が居座っているみたいだし

往きに走った日光経由では渋滞必至

残るルートは六十里越ししか無いとすんなり決定


曲がり損ねた交差点まで戻って再び会津坂下へと走り出します



途中で横に観える磐梯山は雲の中





呟きからはTAKE_Gさんが設営されてる曽原湖のキャンプ場も雨降りだとか南無南無




狙いのルートへ戻れたら会津の長閑な景色を愉しみながらRIDE





R49へ出て、すぐに只見川の横を走るR252　沼田街道へ





確かこの道沿いで柳津かつ丼の幟を見掛けた記憶が


今日の昼飯はソースかつ丼に決まりだなぁと思いつつ走りますが

何故か今日は幟が1本も見当たらず


又もや定休日か！とガッカリしながら





最後はこの先に在るお店がダメなら一生昼飯は食わん～　と

最高の天気なのに最低な気分のオヤジ



しかしこんな最低オヤジでも拾う神在り





食堂　おふくろ

2年前は営業時間にギリギリ間に合わず泣く泣く諦めた思い出の店

今日初めての訪問です




店に入ると沢山のサイン色紙の中に一際目立つ一枚を発見





その真下のカウンター席に着席してメニューを見ると





確か一押しはカツカレーミックスラーメンだった筈？ですが

多くの色紙に「凄いボリューム」と書かれている事にビビりが入り

取敢えず素のカレーラーメンをチョイスします





何も乗っていないと少し寂しいカレーラーメン

まぁココは一先ずお味を拝見って事でスープを飲みつつパクリ


う～ん、普通のカレーラーメンだな・・・　と思いつつ食べ進めていくうちに

カレーと醤油ベースのスープが程好く混ざりだし美味しくなってきた


飛び抜けて何かが美味しいって訳では無くて

それぞれのバランスが良い感じの旨さを醸し出しているとでも云いますか

ペロリとスープまで飲み干して完食

これならカツカレーミックスにしておけば良かったかな


食後はお店のおかみさんと少しお話してからご馳走様でした





PM2:00　店を出てからその場で作戦タイム

この時間なら毎度利用している水上町のキャンプ場まで行けるだろうと


係員に空を聞くと大丈夫だとの事ですがチェックイン時間は午後5時までと云われ

ちょっと厳しいかも？と相談したらお風呂の方で受付出来るように手配して下さり

これで時間を心配する事無く走れる様になりましたね



それでは今夜の幕営地も決まった処で先へと進みます





新潟県の魚沼を目指して六十里越街道を進むとドンヨリとした雲を目視確認


田子倉ダムが見える頃にはその雲の下へ入り掛けます





ダムを横目にクネクネ道を駆け上がると石碑の駐車場が有りますが





曇って眺めも良くないので今日は停まらずそのまま素通り




照明の無い真っ暗なトンネルを抜けると





新潟県へ突入



心配していた雨も此処までは殆ど降られず

入広瀬を過ぎ暫く進むとR17へと合流


少し進んだ所に在ったスーパーで買い出し





この先からは真黒な空が見えているので

降り出す前にこの場で雨具を装着

案の定、走り出してすぐに雨が降り出しました



此処からは降ったり止んだりを繰り返して





関越沿いのスキー場銀座まで到達



もう午後5時ですが時間は気にせずゆっくりと駒を進めて





苗場の手前からは本降りの雨


最後の最後に雨設営かよ～　と気落ちしつつ

三国トンネルを抜けると雨は小降りに変わり

このまま持ってくれよと祈りつつ

いつも東北ツーの時にお世話になってる





PM6:00　新治ファミリーランドへ到着


温泉施設で受付を済ませ、キャンプサイトは誰も居らず何処でもどーぞ状態


雨の事を考えてトイレと炊事場に一番近いサイトへサクッと設営完了





設営の途中で少し降られて背中が濡れましたが

今夜が最後だし温泉もすぐに入れるからと気にならず



お風呂の前に一本だけグビッと逝ってから





場内の温泉施設へ





今日は客も少なく貸し切り状態のお風呂は快適


名湯猿ヶ京温泉のお湯を満喫し

サッパリと今日の汗を流し終えたら真っ暗なサイトへ戻って





風が有るので今夜はノクターンは使えず

LEDランタンを暗めモードにして惣菜を摘みに最後のボッチ宴会




コテージの客も静かな暗闇で一人東北の旅を思い出しながら

何時の間にやら時間は流れて10時過ぎたら良いオジサンは眠る時間

明日の天気はどうなるのやら？

ウツラウツラと考えながら群馬の夜もオヤスミナサイｚｚｚ







8月18日（木）AM4:50　起床

最後の朝はキッチリ体内時計も作動してパッチリとお目覚め


サクッとテント内の寝具を片付けしてから気になる天気のチェック



　

少し曇ってはいますがまずまずの空模様



トイレを済ませて朝ご飯の準備をしながら


　　



雨雲レーダーにて確認すると帰り道は何処かで降られそう





しかもパニアの中でお気に入りだったぐい飲みも割れている


不吉な予感を無理矢理頭から押しのけ

萎えそうな気持ちを奮い立たせて朝飯を食べたら

風のお陰で結露は無いけど昨日の雨で濡れた幕を拭き上げ撤収完了



その後は家まで無事に走ってくれる様に





最後のチェーン注油を終えたら荷物を積込み





青空も覗き出した空の下、ラストランのスタートです





と、その前に昨日慌てて取り忘れていた走行距離の確認





2453.2kmー2128.8km＝324.4km　　内高速道路利用無し


昨日は朝の出発時間が遅かったのでまぁこんな距離でしょうね



AM7:50　新治ファミリーランドを出発





沼田へ向かってR17を下ります


すぐにロマンチック街道へショートカット出来るK36へ入り高山村へ





R145はバイパス区間も在って快走道路


晴れた空の下を気持ち良く長野原へと走りますが





草津や万座方面の山には雲が掛かって寄り道はパス


結局鳥居峠を越えてそのまま上田市へ






トイレだけ済まそうとゆきむら夢工房で休憩


新治キャンプ場から家までは何度も走り熟れた道なので

地図無しでも大丈夫　だと思っていたらココでポカミス


本来ならこの手前でK175へ曲がらなければならない所を

ボンヤリしていて通過し上田市街地へ向かってしまい

R18まで行ってから何時もと景色が違うぞ　と気が付く始末


慌てて左折するも往きたい方角で合っているのか？自信が無くて

優柔不断でつい標識に松本の文字を見つけて迷走

有料の平井寺トンネル手前で地図を取り出し確認してUターン

つまらないミスで30分以上ロスしてR152へやっとこさ復帰





この先の三差路で往路と同じルートへ入ります



往きと同じく天気が悪そうなので敢えて危険は冒さず

新和田トンネルを利用しR20から塩尻へ出てR19へ





此処からは目を瞑っていても帰れる道


安全だけ意識して淡々と進みお昼ご飯を食べようと

蕎麦屋を物色するも軒並み定休日の看板続き





結局、大桑村まで進んでやっと開いていた蕎麦処　玄


数年前に出来たお店で美味しいのか？





そこそこ良い値段でしたが今一つの蕎麦

夏場は蕎麦の品質上、十割では無く一割繋ぎが入っているとか

まぁ次回は無いですね～


まぁお腹は膨れたので先へと進むと





どうやら雨雲ゾーンに近づいてきた様子


オヤジの拙い野営の勘で　この先ヤバし　と感じ取り





道の駅　賤母で緊急停車

トイレだけ済ませて雨具をフル装備致します　　



日頃のキャンプツーリングで培った勘は的中





道の駅を出たら直ぐに本降りゾーンへ突入




R19からR256へ逸れた途端にこの旅一番の豪雨に遭遇





道路は川の様に水が溢れ前もよく見えない状態




前を走るトラックが水先案内人と為る様な雨を凌ぐと





白川手前で雨雲ゾーンを抜け出てホ～ッ


この後、みるみる間に天候は回復




道の駅　茶の里東白川で雨具を解除する為停車して





日差しで炙られ火照った身体のクールダウン





ふぃ～っ！　


この先はもう雨に遭う事も無かろうて！


ペロペロと冷たいソフトクリームを味わいつつ

家までもうあと少し、気を引き締め直して出発




最近走り慣れたR41からR21へ





犬山城の脇を通過しつつ木曽川堤防道路を下り

高速堤防道路の長良川中提をひたすら進み

木曽三川公園の交差点を右折したら





やっとこさ三重県まで辿り着きました



家までの距離はもうあと僅かですが、気を引き締めようと





最後の休憩ポイントである多度神社で停車



今日は売店もお休みみたいで、神社を見ると





夏祭りの前日で、運良く混雑に遭わず助かりましたね～


ペットボトルに残ったお茶を飲み干してから

家まであと1時間強の道程を走るのみ


気を引き締め直して走り出しますが最後の最後

四日市に入った辺りで再び雨が降り出します





此処まで来たら家まですぐ其処なんで雨具は付けずに突破



思惑通りに雨はすぐ止んで





PM6:30　無事に帰宅完了



今回6泊7日の東北ツーリングは最後に台風7号が襲来したものの

上手く回避し楽しい旅を終える事が出来て大満足でした


少しずつでは有りますが、マイマップの空いてる個所を埋めながら

日本の各地を巡る2016夏のキャンプツーリングは此れにて終了





んっ、感動のフィナーレは何処なんだよって？




まぁこれは走った本人の心の中ですかね～　






総走行距離　2903.5km　　　　内高速道路利用　285.1km　　　最終日走行距離　450.3km








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