10月5日(水)AM5:50 起床
窓の外は明るく為り始める時刻で自然と目を覚ましました
宿に泊まった際の特権である、朝一番からTVで情報収集
九州沖まで到達している台風18号の影響を念入りに聞きますと
どうやら此処までは影響は無さ気ですが、復路の船への影響が気に掛かります
昨年味わった
「フェリー欠航」と同じ事態に成らなければ良いのですが・・・
そしてもう一つの懸案事項である今日の天気
いくら安宿とは云え、ちゃんとした建物の中で過ごせた昨晩は
寒さも感じずに温く温くの朝を迎えて居りますが、一体外の様子は如何に?
どうやら想定内の気温みたいで一先ずホッと一安心
しかし、窓から覗く景色はどうも寒そ~な様子
とりあえず、狭い部屋に備え付けの洗面台で顔を洗い
準備を整えてから荷物を運んで外へと出てみると
さっきまで空に残っていた雲も流れ去り、快晴の空模様
でも放射冷却の所為か?かなり気温は低めで結構な寒さ
そんな中、今朝もチェーンの簡易メンテナンスだけはしっかりと済ませますが
今更確認した所でどうしようもないタイヤの残量についつい目が行くオヤジ
道路形状の影響により、右側はスリップサインまで到達してる状態
これで何とか家へ帰るまで持ち堪えてくれるのか・・・
AM6:40 心配事は一先ず横に置いといて
荷物をバイクに積んだら快晴の下を
びほろ後楽園から出発
気温は本州では冬並みの5℃とキリリと冷え込んでますが
昨日仕入れた極厚タイツのお陰で元気一杯走り出します
D248を昨日訪れた能取湖へ向かって進むと
あれれ?
さっきまでドライだった路面はしっとり濡れてるし、先には怪しい雲
しかし此処で引き返せる様な器用さの無い漢 エッヘン!
未だ観ぬ土地への好奇心が勝り、そのまま突き進みます
ついさっきまで雨降りだった様子の道を
卯原内へ
入口が判らず、一度通り過ぎてしまいUターンして
駐車場の路面の様子では、強い雨が上がったばかり
今はポツポツと雨粒が当たる程度の中、
さんご草の見学へ
遠目では綺麗に見えたさんご草ですが
遊歩道から間近で観察すると何とも微妙な植物
少し引き気味で全体を眺めた方が良いみたいですね~
まだ早い時間で殆ど人気の無い処でチャチャっと観たら次の場所へと移動開始
R238を常呂へ向かって走ると、次第に雨粒がパラパラと当たり始め
空模様から絶対この先は本降りが待っていると雨具を装着
予想通り、常呂の手前で激しい雨に見舞われますが
カッパを前もって装着していて無事に通過出来ました
どうやら雨雲はオホーツク海沿いの一部分にだけ掛かっていた模様で
常呂の街中を抜け、サロマ湖手前では元通りの青空が広がります
天気も回復するなら、昨日幕営予定地だった
キムアネップの視察へ向かえと
標識に従い、国道からD858へと逸れると
工事の為、通行止め
誘導員のおじさんに迂回路を伺ってから国道へ戻り再アタック!
少し道が判り辛く、間違いながらも
キムアネップ岬へ到着
此処は無料のキャンプ場ですが綺麗に整備されており
オホーツク海から昇る朝日とサロマ湖に沈む夕日が見られる処
晴れてた昨日、泊まれ無かった事に悔いが残ります
でも東屋の向こう側には外人チャリダー家族がテントを張っており
手前の建屋横には、どうも撤収を終えた様子のNC700が1台停車
スゲェ!
あの強風の中でもキャンプする達人達に驚きつつ
いい加減に朝飯抜きで空腹Maxのオヤジはこのすぐ先に在る
AM8:20
北勝水産へ到着
ガイド本で偶々昨日調べていたら、朝の8時から営業してると判り
今日の朝ご飯はもちろんコレで決まりです
流石にBIGでは、ちと重すぎるだろうと3個入りのボタンを
ポチッ
暫くの間、席で待ってたら
来た~
一年振りに食べる帆立バーガー
やっぱ美味いっす
空きっ腹に染み渡る美味しさであっと言う間に完食
お腹も満足したら先へと急ぎましょう
と、その前に視察しておきたかった場所がもう一つ
計呂地交通公園で立ち止まり
列車を再利用したライダーハウスって全国各地に数か所有るけど
一体どんなものなのか?興味があって覗き見
蒸気機関車はC58で綺麗な保存状態
それに連結されてる客車の中は
畳敷きで寝るだけの設備で、飲食は跨線橋を改装した場所でのみOK
この日は駅長の家に一人、アメリカン乗りの方が泊まっており
少しお話を伺ってからサロマ湖畔から離脱開始!
R238からD244を遠軽町へ
昨年に遠軽の回転寿司屋
トリトンへと立ち寄ってますが
一ヶ所観ておきたい場所が有るので、今年も再び向かう事に
街中へ入ると案内看板が在り、すんなりと目的地へ到着
瞰望岩
写真を撮りながら上に登る道は何処だろうと見ていると
地元の自転車に乗ったお年寄りに話しかけられます
「裏に廻ればバイクで上まで登れるよ」と教えて頂き、少し世間話をしてると
此処は
「よく事件が起こる場所」なんで地元の人間は近づかないだとか
へっ?
先日も発生して今年に入って2件目だけど、地元新聞しか騒ぎが載らないらしく
所謂
「名所」 なんだよ~ と仰います
ヒィ~!
帰ってから調べてみると結構有名な
心霊スポットらしい・・・
折角上までの行き道を教えて貰いましたが
そんな場所へは向かえないとお断りして正解でした
話題を変えて、去年も遠軽へ訪問して泊りは
セトセ温泉でしたと話すと
「あそこはヒグマの巣で、昔ほどでは無いけど今でも凄い数の熊が居る場所だよ!」
そう云えば、温泉宿の大人しい飼犬が急に森へ向かって吠えたり
道にボトリと落ちていた巨大なウンチもやはり
ヒグマだったのか?!
と、結局ゾッとする話ばかりで丁寧にお礼を述べてからこの場を立ち去ります
R333を旭川方面へと走り、さっき話題になった瀬戸瀬温泉へ向かう道の前を通過
丸瀬布で給油と注油を済ませ、此処から時間節約の為
無料の
旭川紋別自動車道へと入ります
無料でも交通量は少なく快適なペースで走行
旭川までの100kmはあっという間に走り、
愛別ICからD140へ
旭川市内は混雑するだろうと街を逸れる様に走り
美瑛へと向かいます
一番手前に在る美瑛観光スポットの
パッチワークの路へと入り
27年?振りの景色を観ながらゆっくりと走ります
路肩の駐車スペースから
北の大地らしい風景が一面に広がる美瑛
27年前の第1期ライダー時代に絶対観ている筈ですが
現在まで記憶に残っている景色は何故か牧草ロールだけ
初めて観る感動を何度も味わえる幸せなオヤジです ワン
ケンとメリーの木や
マイルドセブンの丘を観ても何も思い出せず
多分、盆休みに訪れた前回のツーリングと違うのは
遠くに聳える大雪山系の山々が雪化粧を纏ってる事ですかね~
さてと、ここ等でソロソロお腹も空いてくる時間なので
お昼ご飯を食べに富良野まで一旦移動します!
R237を富良野へ向かって走り出す途中
かんのファームの花が目に留まり一旦停止
この季節に花が咲いているなんて全く期待していませんでした
花の名前は知らんけど、富良野らしい景色に出会えてラッキー
でも今は
花より団子状態のオヤジは先へと急ぎ
ジンギスカンが美味しいと評判の
ひつじの丘へ
時刻は午後1時半を過ぎて腹ペコ状態で食べる食事は旨い!
羊肉特有の臭みの無い生ラムのジンギスカン
今年の北海道上陸後、初めてと在って美味しく頂きました
此処はキャンプ場も在りましたが、山の斜面で平らな場所は殆ど無く
設営するにはちょっと?といった感じで次の場所へ移動
来る時は気付かなかったけど、結構見栄えのする直線道路で
何気に撮影した後で
上富良野北19号だった事が判明!
北海道を走っていると直線道路が多く、うっかり見過ごす事もしばしば有ります
D291へ曲がり、山へと向かって走ると
さっき美瑛から観えた雪化粧を纏った山がもう直ぐ其処に
山道をグングン進むと同時に気温もドンドン急降下
それに比例する様に、山は綺麗に色付き始めます
道路脇にはカメラを構えた人が多く、慎重に上って往くと
道路の終点である
十勝岳温泉へ到着!
此処も撮影に訪れた人が多く、展望台から人混みを避けて
雪山と紅葉の写真を収めたら、身体が冷え切る前に退避せよ~
一目散で山を駆け下りますが、途中に
十勝岳望岳台の看板を発見
とりあえず寄っておかねばと脇道へ逸れますが
道路の工事中で傾斜のきつい場所がガタガタの砂利道に
交互通行も行っておりこれはちょっと・・・と引き返す弱虫オヤジ
このすぐ先に
青い池の看板を見つけて其方へは立ち寄ります
観光バスも停まって割と混雑しており、此処でも人混みを掻き分け
夕方前で日差しも無くそれほど青くない池に少々ガッカリしながら
今日の幕営予定地へと急いで走り
上富良野に在る
日の出公園オートキャンプ場へ到着
先に受付を済ませてから荷物を降ろし
近所のツルハドラッグとセイコマで買出しを済ませたら
PM5:00 設営完了!
今日も日没前に間に合いホッと安心する瞬間
無事に一日走れた事に感謝しながら十勝岳に乾杯~
ここに来てやっと見つける事が出来たセイコマ惣菜のお気に入り
セロリ漬しそ風味
昨年猿払のセイコマで出会ってから嵌ってしまい、ずっと探してましたが
何処にも無くてやっと巡り会うことが叶いました
早速コイツをパリパリと頬張りながらグビグビとビールを呑み
ボ~っと十勝岳を観ながら一人晩酌
ヒック
今日は車中泊の方が1名と、ライダー、チャリダーが最後には3人到着
でも全員が微妙な距離で設営しているので誰とも絡めず
今宵も日没後に街灯が真上に有る事に気が付くと云う失敗を
ライト要らずで節約だわい!と無理矢理前向きに思いつつ
いよいよ
「北の大地への挑戦 N O」も明日が最終日
と、その前に今夜は雨予報なので荷物はしっかりテント内へ仕舞って
静かな上富良野の夜も更けてソロソロお休みなさい
zzz
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