2017北の大地への挑戦!SS 札幌でショッピング~!

いぃ爺ライダー

2017年12月05日 13:04

北の大地へ上陸後、初日小樽以来の宿泊で鋭気を養った初老のオヤジ

やはり建屋の屋根の下で眠るのは落ち着き具合が違いますのぅ~



グッスリと睡眠を取って長旅の間に溜まった疲労もスッキリ解消





この勢いを味方に付けて一気に札幌へと切込み、不安材料を払拭しますか~









でも現実はそう甘くは無いので有りました・・・





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9月28日(木) AM5:10

未だ薄暗い中、シトシトと小さな雨音に気が付き目覚めます



今日の午前中は雨予報だったんで宿泊を選びましたが

キャンプと同じく朝から降られるのは少し気分も落ち込み気味



まぁロングツーリングの最中ではこんな日も当然有る訳だし!

と潔く諦めて、先ずはスマホで今日の天候をチェック


    






現在降っている雨も札幌方面へ移動すれば上がるみたい


これから移動する間だけ我慢すれば、再び絶好のツーリングが期待出来ると信じて

未だ誰も起きていないと思われる宿の中でソロリソロリと出立の準備を始めますシ~ッ!





昨夜は誰とも交わる事が無かったので気が付きませんでしたが





季節外れとは言え、どうやら6~7人は泊られていたみたいですね~ほほぅ




それほど強い雨では有りませんが念の為、屋根の下にて雨具を装着してから





AM6:10 一晩お世話に為ったライダーハウスカフェPITを出発




雨脚が弱いとはいえ北の大地の舗装路は排水し難いアスファルトなのか?

路面は結構水溜りが有り、溝無しタイヤではかなりヤバそう な具合





帯広郊外に差し掛かると昨年の台風による傷跡が未だに残っておりました





前回、この辺りで道に迷った事が懐かしく思い出されますのぅ




ほのぼのと回想する間は一瞬だけで終わり

すぐに雨が溜って滑りやすい路面状況への恐怖心に




この天候と今のタイヤ状況では高速走行は危険だと判断し

道東道十勝清水ICは華麗にスルーしR38を新得町へと走ります




その先から今日の難所である狩勝峠越えの始まり


帯広市街地で気温は10℃程度だったのが高度を増す度グングンと低下



初めて此処を走るオヤジは頂上だと雪が降っているのでは?!


そんな不安が脳裏を過り、ハラハラドキドキ





特にタイヤ溝の無くなっている右コーナーは慎重に走り抜けて





狩勝峠の最高地点へ到着!



雪は無いけどこの気温で雨降りだと寒い筈です





雨具装着しているとは云え身体の芯まで冷えてましたね~




停車ついでにトイレ休憩だけ済ませて、星野リゾートトマム前を通過して





占冠でR237へと合流したら、一路夕張へと走ります




此処まで来たら雨も上がり、一安心したらお腹の虫も騒ぎ始め





新夕張のセイコマにて今日の朝ご飯タイム


ホットシェフの無いお店ですので普通のおにぎりでしたが

空きっ腹のオヤジには五臓六腑に染み渡る美味しさ




今日一番の難所を越えた安堵感から北海道産の鮭の旨味を噛みしめて

さ~て夕張に在るキャンツーライダーの聖地へといざ向かわん!




AM9:15 此れまで2度訪問している場所なんで、地図に頼らずともサクッと到着





でも何やらシャッターが閉まって店が開いておらんし…




慌ててスマホで営業時間を調べ直すと午前10時に開店ってウソやろ?


タイヤとフェリーの事に気を取られて営業時間を間違って記憶したみたい





もう限界まで磨り減ったタイヤで雨降る下、頑張って此処まで来たのに


北海道ツーリングも終盤でツキも無くなってしまったか!ガックシ  と落胆していたら





丁度其処へ朝の散歩を終えた団長と新兵隊ニコに遭遇



申し訳ない事に店を開けて下さると仰られて





通常よりも30分早い時間に開店して頂きました



旅の途中で大物の購入は出来ませんから友人に配るお土産小物を数品買って

先日の富良野でニアミスだった話や札幌の2りんかんや小樽の観光情報等々


暫く世間話をしてから、来店時恒例となった撮影タイム





団長!今年も良い記念になりありがとうございました



さて、ここから道も乾いてるしタイヤの心配も要らないと

ルンルン気分でDD3を由仁方面へ曲がった途端、前方にパトカーが出現


これがまぁ当然と云えば当然ですが制限速度未満で先導して下さり

安全な運行を補助して頂く事と成り感謝感激の極み


どえらく時間をロスして北広島へ辿り着き、スマホのナビをセット



後は気楽に機械の案内に任せて





AM10:45 2りんかん札幌店に到着!


開店時間の10時には着くつもりだったのに45分も遅れた上に

代金の支払いやFRタイヤの宅配手続きをしてたら交換作業の開始はAM11:30に



こりゃ~待ち時間に昼飯を食べてロスタイムを挽回せねば・・・と





同じ敷地内に在る全国チェーンの○✖食堂へ


最初、焼き鯖を頼んだけど今年は一度も焼きサンマを食べて無い事を思い出し





さんまの塩焼きのお昼ご飯


北海道で食べるサンマはさぞかし美味しいだろうと思っていたのに

脂の乗りが悪くパサパサの身でガッカリでしたね・・・



食後も未だ時間が余り、併設のイエローハットの休憩所で





コーヒーを飲みながら今後のルートを考えます

因みに2りんかんで作業待ちの人はこの休憩所で待っていろと指定されるので

オヤジが図々しい訳ではございませんからお間違い無く




PM12:10 ポケベルが鳴り交換作業が終わった様で





店へ戻りタイヤ価格をチラ見したら本州と変わらない値段でしたねぇ


車両を引き取り、チェック箇所の説明を受けたら

「チェーンの引き調整が左右で1目盛違ってましたよ」だと 嘘やろ?!



今回渡道直前に6万キロ越えで心配だったチェーンの交換をバイク購入店へ依頼

昔からレース関係者も出入りしてる店で完全に信頼している親父さんだったのに

そんな初歩的なミスをするとは思いも寄らず、スプロケ交換はしなかったので

チェーンだけの交換だとこんなに異音がするもんかのぅ・・・と思い込んでました


試しにタイヤを手で回してみたら異音は無くなりスムーズに回る回る~


まぁ大きなトラブルとなる前に見つかり助かりましたね


出発前は準備でバタバタしてて車両のチェックが疎かだった事もよ~く反省し

折角の北海道ツーリングで都会をこれ以上走るのは御免だとR36を千歳方面へ





途中で行列のラーメン屋を見つけますが並ぶのはちょっと



有名店はそのままスルーして新千歳空港へ





昔スキーで何度か利用した場所で懐かしいし

会社用の土産を買いに立寄ろうかと思いますが





一旦通過し、昨年立寄れなかったカレーラーメンの味の大王 総本店



曇り空で気温が上がらず凍えた身体をカレーラーメンで温めようと





さっき昼ご飯を控えめにしておいてココでは小ラーメンをオーダー

ワカメが入っているのは?だったけど美味しく頂きご馳走様でした



身体も温まったらさっきの道を戻って空港駐車場へ





もう彼是20年振り位の新千歳空港



記憶に残っているのはとんでもなく広い土産物店が並ぶフロアーだけ





ターミナルビル内に入ってみますが過去の記憶とは全く様変わりしてました


人混みが苦手なオヤジは一番手前の所に目当ての六花亭とロイズを見つけて

無理を通して休暇を取ったお詫びに職場用とカミさん用に追加のお菓子を購入


北海道土産はクール宅急便の配送料が高く付いて大変ですのぅ


用件を済ませたらもう此処に居る目的も無いのでサッサと移動開始!


時刻は午後2時半を過ぎたところと早いですが

最高気温が10℃程度と、どうも今日は寒く感じてかなわんと

温泉へ入ってとっとと設営してしまおうと早来町へと向かうと





途中の道沿いで何か見覚えの有る方のポスターを発見!

もしかして政治家デビューされるのかのぅ?




其処から少し走った所で温泉の看板を見つけたので





先に入浴を済ませておく事に


館内は空いててノンビリユッタリと温泉に浸かって身体に蓄熱




その後は安平町のときわ公園キャンプ場へ走ります





公園手前で有名?な雪ダルマ郵便ポストを発見


まぁ筆不精なオヤジですんでハガキを書いて投函するなんてイベントも無い訳ですが



PM3:00 キャンプ場へ一旦入って設営を先ずは済ませます


それから買出しに出掛け、北海道最後の夜に絶対食べたかったモノを求めて





セイコマをハシゴ


買おうとすると中々売ってない巡り合わせにヤキモキしながら無事に2軒目でゲット



Aコープにも立ち寄っていたら戻ったら午後5時





早速プシュと北の大地で最後のキャンプを愉しみます



今夜のメインメニューは





初セイコマジンギスカン


3度目の正直で最後にやっと食べる事が出来ました



管理人さんが言うには今日のキャンプ客は誰も居ないとか

でも奥に在るコテージにファミリーが一組居るらしいけど気配は全く感じず完ソロ気分





ジンギスカンにモヤシを加えてスキレットにて一人でつつきながら

念の為に野生動物避けのラジオを流して今回の旅を振り返ります


時期外れの北の大地はライダーも少なく寂しさも有るけど

これはこれでとても楽しく3度とも秋の渡道が続きました


次回からは何を求めてこの広い大地を走るのか・・・


間も無く訪れる冬場の引き籠りキャンツーでまた新たな思いが湧き上がるでしょうが

今夜は念願だったセイコマジンギスカンの2杯目を突いてシンミリと過ごします








別海とは違い、人の気配は無いのに照明が点いてる球場が余計にボッチ感を醸し出す中

キーンと冷えた空気を思い切り吸い込んでからテントへ入って最後の夜もオヤスミナサイzzz



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