それ程この世は甘くない事など、この齢になればガッテン承知の助で
暫くしたら木の下に張ったタープをも叩く程の雨脚と相成る訳ですわ
ハイハイ
取敢えずスマホで現状の雨雲を確認すると
それ程広範囲に亘って掛かっている訳でも無し
ただ、福島県にはずっと雨雲が居座る模様ですが
これから向かう山形方面は雨雲圏内から外れているし
少しはこれで気が楽になり、簡単な朝食を済ませてから撤収開始！
タープ下でテントを畳み、雨具を装着して準備完了
最後にタープを畳んで洗濯ネットへ入れて荷物の上に縛り付け
AM7:05 2泊お世話になった曽原湖のキャンプ場を離脱
場内の泥道に足元を取られないよう慎重に走り出します
裏磐梯高原は良い処でしたが、今回天候には恵まれませんでしたね
また次回、リベンジする事を誓いながら後にします
山形に抜ける
七曲りはこの天気では危険だろうと
R459で喜多方へ出てからR121で米沢へ向かう作戦
その途中、桧原湖横に在る
道の駅裏磐梯でトイレ大を済ませると云う
完璧なルートを選んだつもりが、あれれ？裏磐梯の道の駅が何時まで経っても現れず
雨で滑りそうな路面にばかり気を取られていましたが
ちょっと目線を上げると、つい最近に見覚えの有るスキー場リフト跡や
道路脇の展望台駐車場が次々と現れます
又してもヤッちまった！ と判ったのは殆どゴールドラインを下った後
一体何処でどう間違えたのやら？この時には分かりませんでしたが
後で写真を見返すと、上の写真の所で右に曲がらず道成に左へ走っていましたね～
Uターンして引き返そうかとも思いましたが、クネクネ道続きで出来る場所も無く
取敢えずトイレを済ませてから考えようと
道の駅ばんだいで停車～
綺麗なトイレで緊急の大を済ませ、スッキリしてからツーマプで確認すると
どうやら戻るよりK7～R121へ出た方がずっと距離が短い事が判り一安心
幸いにも甚大なロスを被る事無く、喜多方の街を抜けて山形県入り
県境を越えてから雨は止んでおり何処かでカッパを脱ぎたいな～と思いつつ米沢市内へ
途中で国道沿いの酒屋が目に留まり、開店時間が書かれた看板を確認したら
営業が始まる9時丁度だったので此方で停車
雨装束を解除して、連日の盆祭りでデスロード途中の
ぐうじさんの輸血用に
陣中見舞いの差し入れを調達
これで御宮へ向かう準備は滞りなく完了したし
地図を確認してから、とある道へと舵を取ります
米沢市内を横断してR13を福島方面へ暫く走ると
この辺りのライダーさんが好んで走る
ぶどう・松茸ラインの起点へ到着
残念ながら路面は濡れているので慎重に走り出します
最初の区間は路面も悪く見通しも効かない道が
暫く走ると辺りの景色が見渡せる農道らしい区間へと変わります
周囲にはぶどう栽培のビニールハウスが其処彼処に点在
信号も無く確かにバイクで流すには気持ち良い道なんですが
悪く言えばどこにでも在る田舎の広域農道かな～と思いながら先へ進むと
「上り坂」と書かれた道路脇の標識から始まったクネクネ道
周りには赤松が生い茂っていたので此処が
松茸区間か？
小さな山を上って下りる間がとっても面白い峠道でしたね～
距離は短かったけど満足、満足～
そして終点まで走ると其処は南陽市赤湯の街へ突き当り
時刻はまだ午前10時を廻ったばかりですが完璧なスケジュールで
山形ラーメンでは超人気店の
龍上海本店へ到着
昨年の東北ツーリングの際、山形市内で台風を遣り過ごした後
コチラのお店へ立ち寄りましたがまさかの休業日
絶対リベンジしてやるぞ～ と一年越しの来店ですが、レッド隊長から
「開店時間前には並んどけよ～！」 との言付けを守り早めの来店
名前を書く名簿は無く、並んだ順番で入店するシステム
早速、外のベンチに座って待つ事1時間20分
開店時間の11時半には80人以上の行列が出来る人気店
でも早めの到着で予選2番手の位置から入店を果たす事に成功
注文したのはもちろん一番人気の
赤湯からみそラーメン
さてさて、ずっと気になっていたラーメンのお味は如何に？！
最初はからみそを溶かずにスープだけをまずゴクリ
今まで食べた事の無いタイプのスープでしたが旨い
途中で少しずつニンニクの効いた辛味噌を溶かしながら味の変化を愉しみ完食
確かにコイツはクセになる旨さでしたが食べるのに1時間以上も並ぶのは
もうご免だから次回狙うとしたら支店かな・・・
店を出ると長蛇の列は一向に変わらず
丁度行列の場所へバイクを停めてた所為で
出発するのに一旦皆様に退いて頂き駐車場を出ます
確かこの辺りからだと小1時間でお宮に着くはずだと
長井方面へR113～R287をトコトコ進みます
1年振りに長井のメインストリートへ入ると
空に広がる真黒な雲
おいおい、折角の祭りなのに雨は勘弁してよ～
と思いながら程無くお宮へ到着
当然ですが一番の繁忙期でぐうじさんのバイクは停まっておらず
まぁ今回はライダー守りの更新に訪問したんだからと
本殿に参拝後、社務所に御挨拶して
助っ人の神職様とお話させて頂いてたら、まさかの三重県同郷～
マジっすか？！
しかも同い年と判って三重県話に花が咲きます
図々しくも社務所内に陣取り、愉しいお話をさせて頂いていたら
「イトメンさん～！」 と背後から呼ぶお声
なんと運良く祭事の途中でお宮に戻られたぐうじさんと奇跡の遭遇
非常にお忙しい最中、最重要ミッションで有る
この1年間、無事に走らせて下さったお守りの更新を直々に授けて頂いて
貴重な時間を割いて記念撮影
コチラ
ついでにオヤジのカメラでも撮影しますが
ぐうじさん、脚の手術を終えたばかりでこのジャンプ！
スゲェ！
それに引き換え、オヤジは全く飛べてません・・・
お互いのカメラで助っ人神職様に撮って頂いた枚数は十数枚
お忙しい中、お邪魔した挙句疲れさせてしまった様で申し訳御座いませんでした
今年の一年も無事に全国を旅する事が出来ます様に～と
新しいお守りを授けて頂いたら、その先へと進まなければならない漢
ぐうじさんと助っ人神職様にお別れの挨拶を済ませたら次の地点へ
白鷹町からR348を山形市方面へ
相変わらず黒い雲に空は覆われてますが辛うじて降水は無し
行く手の空は少し明るいので、このまま降らずに持ってくれよ～と願いながら
田んぼの広がる山形市郊外へ無事到着！
さてさて、目当ての施設は一体何処に？
と周囲を見渡すも、何も手掛りらしい看板等は見つからず
どうやら通り過ぎちまったと途中で気が付きUターンして
最後の頼みの綱であるスマホナビに後は任せてやっと到着
百目鬼温泉
昨年、台風来襲でコチラもスルーしてしまい1年越しの訪問
Podcast番組
「旅バイク」でも紹介されてましたが
3分以上連続してお湯に浸かると湯当りするほど濃厚な温泉だとか？！
田んぼのど真ん中に突然湧いた温泉の実力とやらを
とくと味あわせて貰いましょうかのぅ～
昼過ぎで空いてる内湯へ先ずはドボン
熱っう～！
いやはや、泉質がどうのこうの言う前に
幾ら涼しいと云っても真夏にこの湯温は耐えれませんわい
慌てて露天風呂へ移動して難を逃れます
冬場ならこのぐらい熱くても我慢できるのかな？と思いつつ
昨日は風呂に入れなかった分の垢を落として
これからまだバイクの運転が有りますのでアイスクリームで身体を冷却
さて時刻は間も無く午後3時を迎える位
そろそろ今夜の設営場所を決めなければとツーマプを見て作戦会議
此処からだと庄内空港横のキャンプ場も頑張れば行ける距離ですが
もう、とっとと設営してプシュとしたい気持ちが勝り
寒河江市の
いこいの森へ逃げ込む事に決定
地図で見たら国道を進めば簡単に到着出来るだろうと
メモも書かず適当にR458を寒河江に向かって走ります
しかし途中で方向感覚が変になり
ルートミスしてるかな？と不安に為ってスマホナビを頼ったのが運の尽き
どうやら変なルートへ遠回りさせられた挙句、午後4時過ぎにキャンプ場へ到着
受付を済ませて設営場所を吟味してからテントを張って買出しへ
大江町に向かうとかなりの人混みと通行規制が
何事かと思ったら、今夜は此処で花火大会が開催されるらしい
街中のスーパーマーケットも花火見物客で混雑しており
キャンプ場へ戻れたのはPM5:30
腰を落ち着けてたら早速プシュリ
公園内のキャンプ場なんで雰囲気もヘッタクレも有りませんが
一日走り終えて無事に酒が呑める事に感謝～
しかし、時折トイレを使う方々がこの距離を歩いて往かれます・・・
まぁ前回利用した時には
クソガキ共 お子様達にテントを取り囲まれ
バシバシ叩かれた事を思えば今日は平和なキャンプですわい♪
ビールをグビグビ呑みながら、マッタリ夕暮れ時を愉しんでいると
防災車がパトロールに来た後、少しずつ公園内へ訪れる車が増え
これはもしかして此処からも花火が観えるって事かいな？
程無くして陽がトップリと堕ちた頃に打上げ音と共に
おぉ～っ！来た～っ♪
全く期待していなかったのに、旅先で観賞する花火に感動～
仕掛け花火は流石に見れませんが打上げ花火の大玉を愉しみ
ビールを呑みながら見物できる幸せをタップリと味わいつつ
さてさて、明日からどんな処へ向かう事になるのか？
それはお天道様の気分次第と云う事で
今夜も涼しい夜を迎えて気持ち良～くオヤスミナサイ
ｚｚｚ
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