ザックリとテント内を片付け終わりトイレがてら外へ出ると
廻りはまだ静まり返っているこの時刻なのに
お隣のストライクさんは、最後の幕撤収を残すのみ
早っ
何時もは幕無しでキャンプしてるストライクさん
今回だけ特別に
「普通にテントを張ってるんですよ～」
とアピールするためだけの設営だとか？！
ナイショ
それでも、普段と変わらぬ
マッハ撤収に脱帽
でも、今日はそれ程後れを取っていない自分を褒めてあげたい気分です
うんうん
トイレで昨夜摂取した水分を放出したら
エッチラ、オッチラ撤収の続きをしてる間に
早くもストライクさんはキャンプ場を出発！
本日5月3日からは、GW後半突入で混雑が予想され
南海フェリーの乗船チケット争奪戦が早くもスタート
最悪、最終日の自分は帰宅だけの予定だし
もし乗船出来なくとも渋滞覚悟で陸路の選択も有りなんで
それほど焦る気持ちは有りませんが
外道下道師匠に置いてけぼりを食らうと内心ドキドキ・・・
しか～し、ココで焦れば絶対ヘマを仕出かす事は既に学習済
建屋下に駐輪して、結露も皆無の黒王号に荷物を纏めた後
朝食の総菜パンを頬張りながら忘れ物は無いか？
ジックリと確認作業を行い、H崎さんとN野さんにご挨拶して
AM5:50 下道師匠に遅れる事30分で田ノ浦オートキャンプ場を出発
R11を徳島に向かって走ります
キャンプ場から徳島港までは約50kmの道程
たぶん1時間でフェリー埠頭まで往けるだろうから
その後、出航までの時間潰しが大変だな～
などと考えながら、殆ど車のいない国道を快走
でも、進行方向に何か怪しい雲が増えて来ている気が・・・・・
天気予報ではまずまずの天候だし、そんな筈は無いよね～
と、不安な気持ちを拭い去る様に歩を進めます
あの先はきっと晴れてる筈だ～
と信じて突き進むも
ハイ、世の中そうそう甘くは有りませんデシタ
細かな雨が降り出した時点で、これまで培った雨男の嗅覚が
この先危険 の信号をキャッチ
潔く国道脇にバイクを停めてカッパを装着
この直後から次第に雨脚が強まり始めます
まぁカッパを着てしまえば
後はど～でも良いんですがね～
この先、本降りと為った雨の中を徳島港へとひたすら走り
AM6:30 フェリー乗り場へ到着
ドライブスルー形式のチケット売り場では
先行していたストライクさんが、乗船手続中
何でも途中で道に迷われ、今到着したらしい
この8：00便、バイクはまだ誰も来ておらず
下道師弟で乗船チケット争奪レースの一位、二位を獲得
でも予約一杯の4輪車はキャンセル待ちの列が繋がって居ましたね
無事チケットを購入した後ホッと一息付いて
さっきの雨雲は一体何？とレーダーで確認してみると
なんとも凄い偶然で、徳島港に向かうまでの
走行ルート上にピンポイントで掛かる細～い筋状の雨雲
文明の発達した21世紀の現代において
未だなお数多く修験場が残る四国を離れるにあたり
天から授かった
お浄め雨とでもしておきましょうか・・・
ナムナム
まぁ、こんな出来事も旅の良い思い出に為る事でしょうがね～
取り敢えず、コレで本州までは戻れると安心したら
フェリーターミナルで休憩タイム
暫くしたらH崎さんとN野さんも到着されて
乗り場横の仮設テント下で談笑タイム
乗船待ちのバイクは少な目ですが、車は凄い列を為してましたね・・・
そうこうしている内に、和歌山からフェリーが到着
これから四国ツーリングへ向かうであろう
沢山のバイクが下船した後、入れ替わりに乗船開始
バイクの乗船は最初なので、船室には1番乗り
早速2時間の船旅中に寛げる場所をゲット
その後は続々と人が押し寄せ
今まで経験した事無い混雑っぷり
今回の旅でGW中の混雑は相当なものだと思い知らされました
今までが人の集まらない処へばかり往っていただけなのでしょうが・・・
非常に混雑している船内で今後のルートを考えつつ
何やかんやしていたら2時間の船旅はあっと言う間に過ぎ
10時前に和歌山港へと近付きます
車両甲板で身支度を整え着岸を待つ一時
間も無く今年のGWロンツーも終幕かと思うと、少々物悲しい気分に
船のエンジン音が静かになったらゲートオープン
とうとう本州へと到着
最後にお世話に為った皆さんと握手でお別れしたら上陸です
この時点で10時過ぎとまだ早く、折角和歌山まで来てる事だし
これから
南紀ツーリングを愉しもうかと行動開始～
天候も回復している中、先ず向かった先は
フェリーターミナルから直ぐ其処に在る和歌山ラーメンのお店
大福軒 本店
ツーマプで紹介されてるお店へ到着
開店まで、まだ30分程時間が有りますので
駐車場でカッパの乾燥や、これからの予定を考えつつ時間潰し
11時に開店したら、1番に入店
お目当ての和歌山ラーメンの味を堪能させて頂きますか～
海を挟んでますが、和歌山と徳島のラーメン
結構どちらも似た様な感じですね
量もそれ程多くなく、サクッと完食
お味のコメントは特にゴザイマセンでした・・・
さて早めのお昼ご飯も済ませ、これから何処へ向かうか？
田辺方面はたぶん後日に
紀伊半島周遊ツーリングで走るだろうし
今日は和歌山市から大阪寄りを攻める事に何となく決定
この
「目的をはっきり持たない行動」に
ロンツー最終日の午後を翻弄される事に為るとは今はまだ気が付かず
店を出て市街地へと入り、最初に目に飛び込んできたのが
和歌山城
外からの眺めでは結構立派で趣有り気な天守が覗いていますが
この時は何故か気分が乗らず、そのまま素通り
和歌山市内からこれから向かいたい行き先を
標識頼りに探して走りますが何度も間違え右往左往
やっとのことでR26からK7へと入り加太方面へ
GW中と在って砂浜には海遊びで訪れた家族客が沢山
ここから直ぐ先に在る
淡嶋神社がツーマプに表記されており
何でも人形供養で全国的に有名なカルト神社らしく
臆病なオヤジでも
怖いもの見たさで往ってみるか～
ところが、直前の海岸沿いの道路はビーチ遊びの行楽客の車で大渋滞
関西人の、特に爺さんの運転は凄まじく
我先にとバイクへも体当たりし兼ねない程の割込に遭い
長旅の疲れも在って、あっさりと心が折れてその場で隙を見てUターン
決して髪が伸びる人形にビビった訳では有りませんキャイ～ン
とっととこの危険地帯を離脱します
海岸線の快走県道へと戻り、何時の間にやら大阪府へ突入
次はどちらへ向かおうか？と先程の嫌な思いを忘れる様に奔ります
この辺り、海釣り公園なんかも整備されていて
関西方面ではソコソコの行楽スポットなんでしょうね
何と無～く流して走っていたら、この先からピタッと止まる渋滞発生
余りにも動か無さ過ぎで、見知らぬ場所ですが
横道の住宅街へ逃げて細々と前進を試みます
どうやらK7とR26の合流地点で渋滞が発生しているらしく
交差点で出られる車が
1台/回有るか無いか？の混雑振り
ココでかなりの時間を掛けてR26へ出ると
大阪方面への車線が全く流れておらず
この時点で和歌山方面へ戻る事が確定
R26を渋滞の車列を横目に観ながらスゴスゴと戻ります
やはり連休中の大阪周辺は尋常では無い混み具合ですね
ついさっきまでは良さ気だった天気も何やらまた黒い雲が増えつつあり
渋滞の疲れも一気にドッと噴き出して来て
今日はもうこれでいいや・・・ と
たぶん徳島からフェリーに乗った時点で
今回の旅は終了だったんでしょうね
信号が多い和歌山市街までは戻らずにR24へ出て
その先から往路でも使った京奈和道（無料区間）へ
五條市を過ぎ、奈良県の吉野に入ったら
安心した所為か小腹が空いて来て
柿の葉寿司でも食べようとお店を探索
今回寄ったお店は、帰り道から少々逸れたR168沿いの
柿の葉寿司本舗 たなか
駐車と同時に店から店員が出て来てお出迎え
大して上客でも無いのに恐縮至極
綺麗な店内のイートスペースで頂きます
紅とろと
鯖の柿の葉寿司をチョイス
ガッツリの昼ご飯より、ちょっと小腹が空いた時に
好みの量が調整出来るので最適ですね
栄養を補給し、これで残りの道中も頑張れそ～です
さてもうあと一踏ん張り、走りましょうか
一旦吉野へ戻りR370で
道の駅大宇陀へ
名阪国道はGWで交通量も多めだろうと予測
此処から進路を右に取りR369で曽爾方面へ
このルート、交通量も少なく山間部の快走国道で
ツーリングにはお勧めの道
高速道路みたいな名阪国道より断然良いのですが
何せ
こんな道が続く＝野生動物の飛出し多しですので
〇☓番長に為らない様、夜間の通行は控えております
道の駅御杖を通過したら其処はもう地元三重県
農道なんかも使いながら一気に鈴鹿へ
PM5:35 2015GW 四国ツーリングより無事帰宅
今回の旅は昨年急逝された友人との約束を果たしたいと
昨秋から計画して居つつも天候不良で半年ほど延期
その間ずっと心の中で気になっていたものでした
故人との約束以外にも、四国の未踏地の訪問や
天候も先ず先ず恵まれ、充実した旅を無事終える事が出来ました
また各所で御会いした皆さんとも愉しい時間を共有でき
一際思い出深い旅と成った
2015GW 四国ツーリング
これにて終了です
今回の走行距離 1576.5km
高速有料区間利用
今治北IC～伯方島IC 17.9km
伯方島IC～大島北IC 4.3km
大島南IC～今治北IC 7.3km
合計 29.5km
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