I 計画 「五箇山にて合掌」

いぃ爺ライダー

2017年07月10日 19:53

6月11日(日)AM5:10


昨夜にはしゃぎ過ぎた所為か?普段のキャンプより寝坊してしまいました



目を開けてみてもテントのフライシートに朝日は当たらず


あれ?もしや天気は下り坂なの・・・ 




恐るべき呪術を持つ新雨神さまの事だし

昨夜皆が寝静まった後、再び呪いを掛けたのか?


恐る恐るテントの中から外へ出てみると





設営した場所がちょうど管理棟の裏手で朝日を遮る状態で

晴れ渡る空から輝く朝日が昇り始めている好天でした 




気持ちの良い朝を迎えて、最終日のスタートです



ポチッとお願いします!

にほんブログ村

隣に張られたテントからは鼾のステレオ放送が流れている中 

宴会場へ行ってみるともう既に数人の方がのんびりされてます早っ!





そして「〇計画」シリーズで名物の「喫茶ねてる」の営業も始まってる!



ねてるマスターにカップを並べて順番を待つよう促され慌ててパニアから取り出し

それと一緒に昨日の差し入れドーナツを横に並べて先着順にて配給





オヤジももちろん頂きますが、昨夜take‐Gさんを問い詰めたら

やはりこのドーナツは女性ライダーからでは無かった事が判明 

真っ暗闇の平湯キャンプ場の中をSNOW親分と二人で

オヤジのテントを何処だ何処だと彷徨って差入れ下さったとか・・・

女性がこんなブログを好んで見る訳も無く、まぁ当然の話ですわ~





そして美味しいコーヒーを飲みながら至福の朝の一時を愉しみます



あれれ? ttaさんは別としてTAKAさん、もう起きてるし・・・


やはり噂通り「椅子寝で夜を明かしている」疑惑が今朝もまた沸々と湧いてきますね・・・




背後からその痕跡が見受けられないかとジロジロと観察しながらドーナツを食べて

朝飯の準備に取り掛かる前に一旦テントまで戻ると





未だ日陰のテントからは鼾のステレオ放送が続いてましたね~



寝る子は育つと云われますが、あんまり寝てると育ちすぎるよ~



しかしこれだけ陽当り悪いと幕の乾燥が遅れるな・・・と別の心配をしつつ

朝ご飯の袋麺を平らげたらボチボチ撤収に取り掛かりますが





同じ三重県在住のガンさん&ヨッさんのお二人は既に撤収完了オヨヨ!




バイクが遅い分、早く撤収しやんとあかんやろ~ 




なんて、どうも訳の分らない理由を仰います 





AM7:30 そして一番乗りで米三郎キャンプ場から出発して往くお二人


ご近所さんでこんな強者キャンツーライダーさんが住んで居たとは

意外と三重県、もっと探せば凄い方がゴロゴロ出てくるかもしれませんのぅ 


そしてオヤジの方はと云いますと、思った通りテントの結露が全く乾かず

一旦フライを外してフェンスに掛けて強制乾燥




やっと収納出来る程度まで乾かして撤収を済ませる頃には





寝過ぎで一段と成長したヘボちゃんと同じ位になりましたとさ~



AM8:30 そして米三郎キャンプ場を中盤組で出発 





事前に見た天気予報では、この日の夕方から三重県は雨降りだとか・・・


そんな事を思わせない好天の下、能登大橋を渡り七尾の街中へ



観光バスに前を阻まれ後ろに付いて先へと進むと「能越自動車道」の標識が


何も考えずそのまま進んで高田ICから乗ります





あれ?富山に向かうつもりで国道152号へ出る筈だったのに・・・


いきなり出だしからルートを間違えてしまい頭の中をフル回転



金沢の行先表示が在るって事はのと里山海道へ出ればルート復帰出来る筈と





Uターンはせずにそのまま直進、思った通りに分岐からのと里山海道へ

出発前にツーマプをジックリ確認していたので助かりましたね



天気は最高だけど何度も来ている千里浜なぎさドライブウェイは今回スルー





この先の今浜ICで降りて予定ルートの国道471号へ復帰完了!





此処から長閑な山の中を通り富山県の小矢部市へと向かいます



途中、またまた道を間違え旧道の狭い区間へ迷い込みますが

多分大丈夫な筈?!とそのまま進んで無事に小矢部市へ



立体交差の道を県道42号で福光方面に曲がり





何気に左手を見たら田んぼの先に立山連峰が見えてます



慌ててバイクを停める場所を探して側道へ入り





クロスランドおやべタワーの向こうに見える山々


肉眼でははっきり見えてるけど安物防水コンデジでは





これが限界か・・・



カメラを仕舞い、再び県道へ復帰し北陸道の小矢部IC手前に差し掛かると

道路沿いのお店の駐車場にバイクが4台停まり写真を撮影しています


一旦通過してしまいますが、もしかして有名なお店なの?と気になってUターン





たまごかけご飯なら丁度小腹に入れるには良いけど

前に石川県の鶴来で食べたTKGY(卵掛けご飯焼き)の 

ド外れ事件 を思い出して一瞬躊躇います しーっ



でもライダーが訪問するって事は間違い無く美味しい筈だと覚悟を決めて入店





ご飯の量は料金同じで玉子の種類と個数を選ぶシステム


もちろんオヤジは小ご飯で濃厚卵を1個注文

提供されるまでテーブルに置かれた美味しい食べ方を勉強





白身だけを先に混ぜるなんて初耳でしたね



と、そこへ注文の品が出来上がり





ご飯と味噌汁を装って卵を皿に乗せるだけなのに5分程待たされます



この組み合わせで500円って、静岡のカツ丼と同じ金額だし



余程美味しいたまご掛けご飯であってくれよ~





指示された通りに正しい作り方で一口パクリ


卵は確かに濃厚な味ですが、小ご飯に1個では少ないですね

もう1個追加すると確か+160円だったかな



たかがたまご掛けご飯如きにそれ程の金は出せん! と貧乏オヤジは





テーブルに備え付けの海苔をトッピングして完食


まぁブログネタ的なお店って事でごちそうさまでした




小腹は満たされるも、どうにも腑に落ちない思いをしながら出発





富山の山中へとズンズン進んで往きます


五箇山の標識が現れ始めると共に高度もグングン上昇





さっきまでは汗ばむ気温でしたがこの辺りまで上ると涼しい風が心地良い




そして長いトンネルを抜けて暫くクネクネ道を走ったら

今日の目的地で在る五箇山の相倉合掌造り集落へ到着





入口左手には原始合掌造りの展示が


此処から発展して大きな建物へと変遷して往った訳かと看板をふと見ると





ナンマンダブツ建て? へっ?


「合掌造り」の語源は手を合わせた形に似ている事からと何となく思っていたら

そこから飛躍して南無阿弥陀仏と掛け合わせて名付けるとは古人のセンス、恐るべし



いやはや、現地で仕入れる生の知識は面白いのぅ~と感心しながら





休日の割には情報通り空いている村内をぶらりぶらり



村全体を見渡せる場所は何処かに在る筈と探して廻ります





でも、狭い道を入って高台を目指してみても全てが見える場所は無く


端っこまで往ったその先からは下り坂





この先にキャンプ場が有るらしいけど帰りの上り坂はちょっと暑いし・・・



引き返して村の中央へと戻り、再度高台を探します





しかしいくら探せども見渡せる場所は無く、もう帰ろうと駐車場へ戻ります



案内所の横で外国人の二人連れが何やら見ながら話しているのを横から伺うと





其処にはとっても立派な看板が有りました 




散々歩き回って疲れたし、どうしようかと悩んだ末

これを目当てで訪問したのだし、最後の力を振り絞り

増々強く照付ける日差しで暑くて堪らん~と思いつつあぜ道を登り





5分って書いてありましたが10分弱掛かって展望台へ到着!


この景色が観たかったんやで・・・ トホホ  



雪が積もれば風情がもっと有るんでしょうがバイクでは無理なんで

この眺めで納得してグルリと廻りながら下るとさっきの撮影ポイントへ


反対から上っていたので看板に気が付かず無駄足を踏んでましたね



そして再び駐車場へと戻り、汗を拭き吹き出発準備


走り出せば未だ風が心地良い温度なので此方のモン





国道156号のこの周辺は合掌造り集落の銀座通り

余り聞いた事の無い集落名から白川郷と云った有名処が目白押しに続いております 



もう1箇所だけで満足してしまったオヤジはそのまま通過し





御母衣ダムまで走ります



此処までの区間で交互通行が数ヵ所有り、信号で停車し青に変わって発進!


とバイクからバリバリ、ガラガラと激しい異音が聞こえてヒヤリ壊れた?


一瞬クラッチが逝ってしまったかと肝を冷やしたら後ろに付いていたバイクの音で

この先で道を譲ったらアプリリア250の2stのエンジン音でした煩いよ~



御母衣湖畔の道を走り抜けるとひるがの高原の入口へと差し掛かります


前を走る乗用車に付いて浅い右ブラインドコーナーへ入ろうとした瞬間

対向車線からはみ出して此方の車線を走って来る大型バイクが


前走の車が急ブレーキで避けオヤジもフルブレーキ

どうやらコーナー手前で3台の前走車をごぼう抜きしようとして

直線区間が足らずにそのままコーナーへ突っ込んで来た様子


オッサンライダーっぽい奴でしたが余りの無謀な運転に腹が立つやら恐ろしいやら






予定ではこのすぐ先からやまびこロードを通るつもりでしたが

手前の白川郷でも下品な追い越しをして来たバイクに遭遇したし

今日は馬鹿ライダーが多いかも?とビビりが入ってそのまま直進



旅先で合掌される事態は避けたいとヘタレオヤジは普通の国道を南下して





白鳥に在る中華料理屋にてお昼ご飯を食べて機嫌を直す事に 



此方のお店は偶に利用するんですが





辛み味噌の入った特製とんそばが割と好みで注文


暑い中、辛い物を食べて増々汗が吹き出しますが

冷房の効いた店でよ~く涼んでから再スタート





長良川沿いを走る国道の此処からはよく走る区間で





美濃市まで南下したら往路とは逆に岐阜市内へ向かい





木曽三川公園からは交通量の多い国道23号を嫌って多度から山手へ



員弁のコンビニが最後の休憩スポットです





定番の白くまアイスで強制冷却を行い最後はミルクロードを走り





夕方と為り徐々に影が伸び始める時刻に



そして2泊3日のキャンプツーリングは終わりを告げて





PM5:40 帰宅完了!


きょうの夕方から三重県北部は雨の予報だったのに助かりましたね~

今回1泊はソロキャンプ、そしてもう1泊は初めましての方も参加されて

グループキャンプを愉しむ事が出来て大満足の週末で終了です 







今回の走行距離 938.9km


ポチッとお願いします!

にほんブログ村





あなたにおススメの記事
関連記事